男の料理指南

知人がくれたレシピを紹介します。
アレンジも含めた男の料理です。
じーじが娘と孫に残したいレシピ

1447 シーチキンの炒り豆腐

2024年03月18日 | 豆類・とうふ類

前々回につづき数のはなしを続けます。今回は大きい数の呼称=数詞についてお伝えします。

私はこれまで、一番大きな数の単位は「無量大数」と覚えていましたが、今回調べるとその

上があると言う。なんでも「華厳経」という仏典に「無量大数」以上の数詞119個が羅列し

てあって、最大数は「不可説不可説転・フカセツフカセツテン」と言います。

但し、「不可説不可説転」は仏典の中のはなしで、今回は「無量大数」までの数が、実際に

どれほどのものか考えてみたいと思います。

一般的に私たちが日常生活で耳にする単位は「億・兆」まで。日本の人口が1億2400万人、

国の借金が(国債・地方債等合わせて)1270兆円。これは国民一人当り約1000万円の借金

があることになります。

話を「無量大数」に戻します。私たちが使う数詞は中国伝来で、4桁ごとの呼称があります。

億(108)京・ケイ(1012)から極・ゴク(1048)まで一字の数詞が九つ続きます。極より上

の数詞は、恒河沙・ゴウカシャ(1052)、阿僧祇・アソウギ(1056)、那由他・ナユタ(1060)、

不可思議・フカシギ(1064)、無量大数・ムリョウタイスウ(1068)と3~4字の表記になります。

恒河沙から無量大数までは仏典(お経)由来で、佛教に馴染みがある方はご存知と思います。

参考までに、上記「華厳経」にある最大数「不可説不可説転」を数字にすると次の通りです。

不可説不可説転=1037218383881977644441306597687849648128

本題のレシピは炒めもの二題、「シーチキンの炒り豆腐」と「細切り牛肉の野菜炒め」です。

二つとも有り合せの材料ですが、栄養バランスは炒り豆腐が優れています。レシピではシー

チキン(ツナ缶)は油漬を使いましたが、ノンオイルの味つけに変えると脂質が減って摂取

熱量も減ります。また、ツナ缶を剝きエビに変えたり、野菜だけの炒り豆腐もおすすめです。

有り合せの材料で短時間にできて、安上がりなお惣菜です。豆腐がベースなので栄養成分
はタンパク質とカルシウムが豊富です。脂質が多いのはシーチキンのオイル漬けを使った
から、水煮缶なら半分に減ります。応用が利く料理なので色んな材料でお試しください。  
               
材 料              
木綿豆腐 1/2パック 160g ・・布巾に包んで水けを絞る    
シーチキン缶詰 1缶 70g ・・オイル漬けツナ缶を使用    
人参 2cm 30g ・・薄切りして1センチ角に切る    
青ネギ 2本 10g ・・小口より細切り      
玉子 1こ 55g ・・溶きほぐしておく      
調味料              
ごま油 大さじ 1 10cc          
だしの素 1/2パック 4g          
みりん 大さじ 2 20cc          
和風だし 小さじ 1 4cc          
               
作り方              
1.鍋にごま油を入れて強火にかけ、人参を入れて炒める。      
2.人参に油が回ったら、絞った豆腐を入れて炒める。      
3.炒めながらだしの素・みりんとツナ缶(煮汁ごと)を加える。      
4.全体がしっとり馴染んだら、和風だしを加えて味を調える。      
5.溶き卵を入れて炒め、そぼろ状になったら青ネギを加えてできあがり。    
               
               
               
               

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