男の料理指南

知人がくれたレシピを紹介します。
アレンジも含めた男の料理です。
じーじが娘と孫に残したいレシピ

1459 ラタトゥイユ

2024年07月17日 | 野菜類

近くに住んでいる孫息子が大学に進学して、不要になった高校の教科書をペーパーバッグ一杯に詰めて持ってきてくれました。「理数系はパス!」と言ったので、世界史・古文・現代文の3科目に絞っても20冊以上もあります。今回はその中の一冊「現代文B」の話です。

そのむかし、私が高校生のころは「現代文」という科目はなくて、単に「国語」だったようにあと表現編として「広告」「報告書」「小論文」の三つと巻末に「資料編」があります。全文431ページもあって、1学年で消化できるのか?と裏表紙を見ると「1₋A-11」と「2-B‐10と名前の記入があり、2学年にわたって使われたようでした。

さて中身は?とページをめくると、最初に目に入ったのが阪急・西宮北口近辺の地図でした。がぜん興味がわいて題名を見ると、内田樹という人の「胆力について」という評論で、地図のところに次のような文句が書いてありました。「あれ?どうして甲陽園とか苦楽園とか甲東園とか甲子園とか香櫨園とか西宮市には「園」の駅名が多いんだろう?ふしぎだなあ。」と思う人と、そういうことにまるで気づかない人がいる。

この部分が「胆力」とどうかかわるかは、全文を読んでないので、解説は次回以降にします。

 次に目に入ったのが、「日本語は非論理的か」と題した評論のあと、「日本語について考える前に」というコラムに、虹のことが書いてあります。虹の色は日本語では七色だが、英語では六色である。それは英語の日常言語に(日本語の)藍色にあたる言語がないためである。ドイツ語の場合は、藍色に加え橙色という言語がないので五色である・・とあります。

 ネットで「虹の色」を調べると、七色の国は日本の他にオランダ・イタリア・韓国など。六はアメリカとイギリス。五色はドイツ・フランス・中国・メキシコ。4色はロシアとインドネシアとありました。「虹は七色」というのは世界共通と思っていた私にとっては初耳でした。

 評論の中で面白そうなのがいくつかあり「日本語は非論理的か」はその一つ。あと「人はなぜ働かなくてはならないのか」とか「『である』ことと『する』こと」などがあります。いちど通読したものの、頭の外側も中身も薄くなった私の手に負える代物でないのがわかりました。

 レシピは夏野菜料理二つ「ラタトゥイユ」と「イワシのソテー・ラタトゥィユ風ソース」です。日ごろの食事で野菜がすくない!・と感じたときに作って欲しい一品です。

このところ野菜料理少なかったのでラタトゥイユを作ることに・・。一口大に切った
野菜を炒め、水を加えず野菜の水分だけで煮こみます。栄養バランスはタンパク
質が少なく、これに鶏胸肉か厚切りベーコンを加えるとタンパク質が補強されます。
             
材料 ・・2人分          
パプリカ赤・黄   120g ・・3センチ大の角切り    
ズッキーニ 1本 120g ・・1センチ巾の筒切り    
ナス 1本 120g ・・同      
玉ネギ 1/2こ 120g ・・3センチ大の角切り    
セロリ 1/2本 90g ・・筋とりして2センチ大の角切り  
人参 9cm 90g ・・5ミリ巾のいちょう切り  
ニンニク 1かけ 10g ・・みじん切り    
トマト水煮缶 1/2缶 200g        
             
調味料            
オリーブオイル 大さじ1.5 15g        
白ワイン 1/3カップ 60cc        
マギー 2こ 8g        
塩胡椒   適宜        
             
作り方            
1.ニンニクを炒め、香りが立ったら玉ねぎを加えて炒める。    
2.玉ねぎが透明になってから、人参・セロリ・パプリカ・ズッキーニ・ナスの順に加える。
3.全体にオイルが回ってしんなりしたら、トマト水煮・マギー・ワインを加える。
4.中火で4~5分煮たあと味見して、塩胡椒で調えできあがり。    
コメント
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