男の料理指南

知人がくれたレシピを紹介します。
アレンジも含めた男の料理です。
じーじが娘と孫に残したいレシピ

牛肉と野菜の炊き合わせ

2010年08月20日 | 肉類・たまご

お盆の中日の15日、3人の子の家族が集まり会食することになりました。
全員合わせて14人、メインメニューは暑いときの元気つけにすき焼きが
よい・・と思いましたが、牛肉が苦手な孫がいるので一思案します。
反対にお肉は好きだが魚は苦手と言うのもいます。全員がOKと言うの
ならよろしいが、1人だけが苦手・・・と言うのは避けないといけません。
結局「手巻きすし」と「すき焼き風の煮物」の二本立てに落ち着きました。

レシピは、すき焼き風煮を「牛肉と野菜の炊き合わせ」とnamingしました。
わたしの場合、いまの時節「すき焼き」ならお肉の相手は「まつたけ」に
決まりです。たいていの方は「まつたけ」なら秋だろうと思われるでしょうが、
それは国産松茸の話・・・でも、それは値段が高くて手がだせません。

「まつたけ食べるならお盆前から9月のかかりまで・・」と教えてくれたのは、
尼崎市公設地方卸売市場の青果店の女将さんです。

輸入物は6月から店頭に出回るが、8月のいまごろが最盛期で品質がよい
わりに値段が安い・・というのです。

その店に出入りしはじめてから7年になります。きっかけは銀行同期の親友
「A」さん主宰の「作用の家」で・・8月のこと・・お客をすることになりました。
献立は「はもちり」に決め、「はも」なら「まつたけ」が出会いのもの・・とおもい、
よい品を割安で買えるをさがすうち、知人からその店をおしえてもらいました。
気風のよい女将さんは、初対面でしたが気持ちよくわけてくれました。
以来「まつたけ」のシーズンにはこのお店をたずねています。

ちなみに「まつたけを食べたい」人に、そのお店をご紹介します。
661-0976 尼崎市潮江4-4-1 尼崎市公設地方卸売市場 青果25号
久次米商店 電話は「 06-6429-8036 」、場所はJR尼崎駅の近くです。

(私はこのお店からPRを頼まれたわけではありません。
 しろうとにも気持ちよく応対するのが気に入って勝手にご紹介しました。
 どうぞ誤解下さいませんように。)

炊き合わせといっても、一品ずつ調味料をつぎたしながら煮ます。全材料を一緒に煮るより、はるかにおいしい
味に仕上がります。お肉は2回煮ますが、1回目はピンク色で引き上げ、2回目はあじをからめるだけにします。
こうするとお肉がジューシーに煮あがり、ほかの具材も1品ずつ煮るので、しっかり目の味つけに仕上がります。


材料
牛ロース肉 1200g   以下、分量は10人分です
ごぼう 2本 200g   大きめのささがきにして茹でておく
たまねぎ 2こ 600g   たて半分にしてくし型に切る・・厚さは6~7ミリ
まつたけ 4本 400g   軸と笠を和きりわけて、8ミリくらいの厚切り
糸こんにゃく 3パック 450g   2か所に包丁を入れて、熱湯で茹でておく
オクラ 10本 140g   うてなを切りとって塩茹でしておく

合わせ調味料をつくる・・以下の調味料を中火でひと煮たちさせる
調味料
日本酒 2カップ 360cc
味醤油 2/3カップ 120cc
濃口醤油 2/3カップ 120cc
さとう 大さじ 5 50g
みりん 1/3カップ 60cc
作り方
牛肉を煮る
合わせ調味料三分の一をなべに入れ煮立たせ牛肉をいれる。
肉は一枚ずつ・・表面がピンク色なったらトレーにひきあげる。
肉は大きく広げて煮るが、うらがえしをしないでトレーにとる
まつたけを煮る
牛肉の煮汁に合わせ調味料をすこし加えて、まつたけを煮る。
ここではふたをして中火で数分・・煮えたらトレーに上げる。
ごぼうを煮る
茹でたささがきごぼうを入れて2~3分、からめる程度で引き上げる。
たまねぎを煮る
ごぼうのあと、合わせ調味料をすこし加えてたまねぎを煮る。
たまねぎを引き上げて、煮汁をととのえる
肉をいれたトレーの底に煮汁がたまっている・・それををなべに戻し、
合わせ調味料の残りぜんぶをなべに入れて煮立たせる。
牛肉に合わせ調味料をからめる
煮立った煮汁に、肉を一枚ずついれて味をからめる。
糸こんにゃくを煮る
肉を引き上げた後あと、茹でた糸こんにゃくを入れ煮汁がなくなる
まで煮る・・なべ底がバリバリ言い出したらできあがり。
もりつけのとき茹でたオクラを添える



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