コロナ蔓延の緊急事態宣言が延長されましたが、国全体では発症者数に減少傾向がみられ、ここが「胸突き八丁」の頑張りどころ。
しかし札幌が減りません。
今日の北海道全体の発症者数が31人なのに、そのうちなんと29人は札幌での発症。
札幌以外の道内人口は340万人で2人の発症なのに、札幌は人口190万人で29人。
内訳は「調査中」も多いですが、介護老人保健施設での集団発生が数を伸ばす主因になっています。
もう少しはっきりとした減少傾向がうかがえるまでは我慢のしどころですが、その一方でスーパーやホームセンターなどでは結構な混雑状況も垣間見えます。
みなそろそろ我慢に耐えかねて、「これは不要不急ではない」と言われる買い物や散歩などをストレス発散の対象にし始めているようです。
今日はコロナ対策として「新しい生活様式=新生活様式」という新しい単語が登場して、「手洗い・社会的距離・マスク」を生活の基本にして、そのほかにもテレワークや時差出勤、デリバリー利用や買い物を短時間で済ませるなど具体的な提言が示されました。
まあ確かに分からないことはないものが多いですが、ひとつだけ解せないのが「会議や名刺交換はオンラインで行うこと」というくだり。
会議のオンラインはともかく、名刺交換をオンラインってどうやってするんですかね?
知っている人同士の対応や接触には「三密を避ける」という対処は分かりますが、営業や売り込みなどの新しい人との面会が求められる営業はやりにくくなるでしょうね。
また、合コンなどの新たな人同士の触れ合いも避けるような雰囲気が蔓延するのでしょうか。
これを我慢と忍耐ではなく、当たり前にすることが必要なのでしょうね。
とにかくワクチンができるまでは、経済の事はもちろん、人が触れ合うことで初めて生みだされる社会の営みが消極的になってしまいそうだなあ、と思わせる「新たな生活様式」でした。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます