できるだけ家にいようと思う一方で、それなら家でできることをしようとも思うわけで。
時間はたっぷりあるということで、春用のフライを巻くことにしてフライショップ「テムズ」で短時間にマテリアルを購入してきました。
レジで順番待ちをしていると、前にいた常連さんが釣りの話をしています。
「道東へ行った友達がいるんだけど、札幌ナンバーだからかどうかわからないけれど、タイヤをパンクさせられたって言うんですよ。コロナの中心からくるな、というのかなあ。嫌ですね」
「札幌市民は外に出るな、道民は札幌へ行くな」が合言葉になっている北海道ですが、お互いにぎすぎすしすぎるのも考えものです。
緊急事態宣言は延長されるようですが、公園や美術館などは感染防止に注意をしながら少しずつ緩和される方向とも聞いています。
"油断"ではなく"注意をしながらの緩和"と行きたいところですね。
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家に帰って来てからは早速"ニンフ"という水中にいる状態の昆虫を模したフライ作成にかかりました。
ニンフも少しは巻いたことがあるのですが、それほどバリエーションがあるわけではありません。
しかしそんなときは動画サイトyoutubeを探せば、なうての釣り師たちが自慢のフライづくりを紹介しているサイトが山のようにあります。
そこから目的のフライを作り方を探し出してじっくり見て勉強すれば、これはもう時間と場所を超えたリモートラーニングにほかなりません。
頭に金属の玉のオモリをつけたビーズヘッドニンフを巻く練習、また練習。
こんなことでも、一個一個巻くたびに少しずつ慣れて上手になる気がします。
巻いたフライをワインコルクに集めると本物の虫のように見えますね。
コロナ騒動が明けるのを待ちわびていますが、そのときはもうニンフは使わない季節になっていませんように。
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