北の心の開拓記  [小松正明ブログ]

 日々の暮らしの中には、きらりと輝く希望の物語があるはず。生涯学習的生き方の実践のつもりです。

くしろ夕日ハイボール~ご当地ドリンク誕生

2011-03-09 23:45:48 | Weblog
 ご当地グルメというのはありますが、ご当地ドリンクというのはいかがでしょう。

 ここ釧路で最近誕生したのが「くしろ夕日ハイボール」。私もさっそく市内の居酒屋で味わってきました。


                 【くしろの夕日のイメージがよく出ています】


 レシピは、ウィスキーを炭酸で割ったハイボールが基本ですが、これにグレナデンシロップという甘いシロップを入れることで釧路の夕日をイメージしたオレンジ色が出てしかも飲みやすくなるというわけ。

 この「くしろ夕日ハイボール」の≪誓い≫と呼ばれるお約束は、
①(サントリー)トリス〈エクストラ〉である事。また、グレナデンシロップ、ソーダを正しく用いること。

②専用ジョッキに広がる釧路の夕景を、黙して3秒ほど見つめる事。

③今日のがんばりと、明日への希望を讃え合いながら乾杯する事。

 というもの。バックではご当地ドリンクづくりにお酒メーカーのサントリーが協力してくれているそうで、釧路はこれから全国各地で作られるご当地ドリンクの取り組み第一号なのだそう。

 協賛してくれる飲食店には「くしろ夕日ハイボール」のオリジナルデザインのジョッキが配られますが、数が少ないのでちゃんとこのジョッキで飲めるのは運がよいかも。

 そしてこのジョッキに描かれている、幣舞橋と「夏の乙女」の像と夕日を使ったイラストが釧路の夕日を上手に表しています。カモメの飛ぶ様子がひらがなで「く し ろ」を表しているのも秀逸、上手だな~。


                 【上と下の色味の違いもお楽しみください】



 今日訪れたお店には、どの一杯にも等しい量のトリス<エクストラ>が注げるようなポンプ付きの大きなトリスの瓶が置かれていました。トリスが売れることがサントリーさんの目的でしょうし、サントリーのバックアップ体制が出来上がっています。



                 【お店には大きなトリスのビンが置かれています】



 さて、グレナデンシロップは、炭酸で割ったハイボールに5mlを入れることが基本レシピなのだそうで、ほんの少しだけ最後に注いだオレンジ色のシロップがジョッキの下に沈むと上は透明で下がオレンジという美しいグラデーションの色合いになります。

「これって混ぜて飲むのですか?」
「いえ、そのまま飲んでください。上は薄いハイボールですが、だんだん甘さが強くなってきます。その変化も楽しんでいただこうということのようですよ」

 なるほど、シロップを加えることでただのハイボールよりもカクテルっぽくなって飲みやすくなっています。ご当地ドリンクとしての完成度は高いですね。


    ※     ※     ※     ※     ※

 
 この取組は釧路青年会議所の支援で始まったとのことですが、当初は40件ほどの飲食店だったものが、今では180件以上ものお店に協賛していただいています。

「ときどき行くバーの名前がないですね」とお店の方に訊くと、「お酒として飲むよりも、食事の友として飲んでほしいということで料理を出してくれるお店が多いようですね」とのこと。



                 【塩ザンギが最高】


 今日のおかずは塩ザンギ。

「普段は鶏のもも肉なんですけど今日は手羽元の肉を使ったのでもうちょっと美味しいと思います」

 お客は私一人だったのでご主人といろいろお話もできました。

 「くしろ夕日ハイボール」のおかげで馴染みの店がまた1件増えました。

 外からのお客さんにお奨めできる一品です。地域の自慢はビジネスに繋がるのです。


【くしろ夕日ハイボール】
 http://bit.ly/erJBUy


【トリスハイボールのCM】イメージキャラクターは女優の吉高由里子さん(音量注意)
 http://bit.ly/fG7dlg


コメント (2)    この記事についてブログを書く
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2 コメント

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ひとりならば (GOLD COARA)
2011-03-10 00:53:31
飲むだけだったらHANANOYAは落ち着いて飲めますよ。私は好きだなぁ。
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いいですね! (ふるさと再生仕掛人)
2011-03-10 05:44:07
こういう努力する姿勢が凄いと感じます。あとは地元の人達が、お土産に使ったり日常飲んだり、ふるさと活性化に意欲があるかどうかの意識改革ですもんね。羨ましくも思う。
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