二階のベランダに目隠し用に取り付けたウッドパネルですが、取り付けてからもう10年以上が経過しています。
先日防腐用のペイントを塗ろうかと思ってみてみたら、二枚だけ横棒がボロボロになっていて使い物になりません。
「もう駄目かな。それにしても同じものが手に入らないと、全部取り換えなくちゃいけないなあ」とここが思案のしどころ。
よく考えると傷んでいるのは二枚だけでそれも横の棒だけなので、これを取り換えればもうあと数年は持つかもしれません。
そうなると俄然DIY心が沸き立ってきて、寸法を測り部材を買いに走り、大工道具を取り出して修繕をすることにしました。
問題は部材です。もともとは40ミリ×40ミリ×870ミリという寸法の部材なのですが、ホームセンターへ行ってもあるのは35ミリ×35ミリのものだけ。
(5ミリくらいならなんとかごまかすか)ということで、これを買ってきてこれを造作してつけ直すことにしました。
パネルから木ねじを外して古い部材を外したのですが、いざ外してみると大丈夫な部材のねじ回りも木の強度が落ちています。
しこういうときは弱った穴の周辺を丈夫な木で置き換えればねじ穴周りの強度は復活です。
こうして強度を補修して、部材には塗装もしてから部材に木ねじで取り付けます
完成したパネルをベランダに装着しましたが、元の色と亡父ペイントの色が全く合わないので下だけ妙に明るい色になってしまいました。
ちょっと格好悪いですが、それでも強度は復活しているのでこれでしばらく使えます。
実は先週から分解までしてあったのですが途中で時間切れになり、残りの作業をきょうやって二週間にわたる修繕でした。
修繕ができるようになってくると却って家周りの傷みが見えるようになってきます。
やればやるほど次にやらなくちゃいけない箇所が見えてくるなんて、修繕の道は遠いな(笑)。
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