北の心の開拓記  [小松正明ブログ]

 日々の暮らしの中には、きらりと輝く希望の物語があるはず。生涯学習的生き方の実践のつもりです。

電動ドライバーの充電池が復活

2024-07-08 23:15:42 | Weblog

 かねてより注文していた、古い電動ドライバーの充電池がリフレッシュされて戻ってきました。

 電池そのものは預けたものと同じですが、中身の充電池が交換されて機能が完全復活。

 電池以外のドライバー側のモーターなどには全く問題がないので、これで新品同様の性能になりました。

 電池の修理をする前は、充電しても充電器のランプが付きっぱなしでいつまでも消えず、それでいてドライバーは動かない。

 結局いくら電気を流しても充電できないという、性能劣化状態だったわけで、それでいて充電池を買おうにも型式が古くてもはや同じ型の特殊な充電池など売っていないというどうしようもない状態だったのです。

 それが「充電池のリフレッシュサービス」という新しいビジネスの誕生で、大抵の充電池が性能を復活させて再び使えるようになるという時代がやってきました。

 3R(=リデュース・リユース・リサイクル)で言われるように、「廃棄される資源を少なくして、リサイクルで使えるものの寿命を延ばそうというのは正しい方向性です。
 
 しかしそれを実現されるシステムがなかなか見つからなかったのですが、こうしてネットを介してユーザーの需要を取り込んで、リフレッシュして以来元に返すということがビジネスとして成立するようになりました。誠に喜ばしい限りです。

 しかし大量生産・大量廃棄という高度成長期のシステムから、個別の需要を拾い上げて実現しようとするとそこに発生するのが物流の問題です。

 個別の需要に対応するためには一個一個をチマチマ集めてそれを運んでまた一個一個をチマチマと以来元に返すことが必要です。

 私が今回お願いしたサービスでは佐川急便が取りに来て、佐川急便が配達してくれました。

 民間の宅配ビジネスでは需要に応じて行ったり来たりしますが、不思議なのはこれを普段からやっている郵便局の配達業務ではペイしないということなのでしょうか。

 普段から毎日のように配達している配達網に乗せる方が安くなって当然のように思いますが、それを使わないところになんらかのビジネスモデルのアヤがあるのかもしれません。

 
 日本のシステムを効率化して、安く便利にしながら働いている人たちへの給料を上げるシステムは実現しないのでしょうかね。

 人口減少で物流網の担い手不足が進み、システムの維持が難しくなるという話が伝わっていますが、うまくいく方法はないものでしょうか。

 年寄りが労働者として支えるような出番はあるでしょうか。

 充電池一個のやりとりから頭を巡らせています。

コメント
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