北の心の開拓記  [小松正明ブログ]

 日々の暮らしの中には、きらりと輝く希望の物語があるはず。生涯学習的生き方の実践のつもりです。

自分の仕事に囲まれて

2017-05-24 22:58:33 | Weblog

 若いときに大学でお世話になった、花卉園芸のT先生が87歳で亡くなり、お通夜に行ってきました。

 先生は若いときは本州の試験場で実験や研究に精を出し、北海道大学へ来てからは、若い人たちを育ててくださいました。

 退職後は、民間企業の施設でやはり花の研究を続け、「りさ」という名の胡蝶蘭の培養の研究をされておられたとのこと。

 今日のお通夜はキリスト教のやり方でしたが、祭壇は先生が生前に精魂を込められた胡蝶蘭「りさ」で埋め尽くされていました。

 生前によりよい社会づくりにつながるような貢献をして、その仕事の成果に囲まれてこの世とお別れするなんて素敵ですね。

 T先生のご冥福をお祈りいたします。

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