北の心の開拓記  [小松正明ブログ]

 日々の暮らしの中には、きらりと輝く希望の物語があるはず。生涯学習的生き方の実践のつもりです。

ビバ、美唄

2012-02-17 23:45:02 | Weblog
 美唄での講演会は無事に終わりました。

 「地域学とスローライフをとおしたまちづくりの真髄とは」というお題でいただいた講演でしたが、約70名ほどが参加してくださって楽しくお話ができました。

 明治維新の英雄である西郷隆盛を、一体誰が育てたでしょう? 答えは「誰も育ててはいない」です。

 西郷隆盛は、結局周りを見回して「じぶんじしんがやらなくてはなるまい」という覚悟を決めた結果、明治維新にも突入したし西南戦争へも加わざるを得なくなりました。

 つまり、「自分の覚悟が全て」なのです。

 誰かがやってくれるのを待つのではなく、やはり自分自身ができるだけのことをしよう、と思ってくれる人が増えることを願いたいものです。

 まちづくりにあっては、それぞれに得手不得手があります。みんなの前で声を張り上げるのが得意な人もいれば、それを書類にまとめる人、お金の勘定をきっちりとやる人…、それぞれに地域のために苦労をする人たちの参加の仕方です。 

 人口減少に代表される地域の疲弊は深刻です。

 しかしそれでもなお、地域を良くしたいという人がいないわけではありません。

 どれくらいの割合の人が、どれくらいの危機感を持って、どれくらい早く対処や自らの率先を始められるかがポイントです。

 それを少しでも早く始めたところは生き延びられる可能性が増しますし、それが遅れたところでは生き延びれられないりすくも高まるのです。

    ※    ※    ※    ※

 美唄には、アスパラ羊や、北海地鶏Ⅱということでの新しい畜産の姿も模索しています。

 ホントによい本物の姿をどうやって世間に伝えられるかというと、実際に食べたりした経験者がどう感じたかを素直につくしかないと思います。

 美唄市の若手の台頭に期待しています。ありがとうございました。 
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札幌上空散歩

2012-02-17 14:07:40 | Weblog
 本日の美唄行きのために昨夜札幌入りしました。

 今回は、北海道エアシステム(HAC)が2月1日から3月31日までの期間で、「週末7」、「平日7」という格安の割引チケットを席数限定で販売中と知って、深く考えもせずに飛行機で釧路空港~丘珠空港を往復することにしました。

 最近は天気が悪いので、飛行機の方がリスクが高いと思っていましたが、昨夜の石勝線での貨物列車事故のために「スーパーおおぞら」などは軒並み運休。

 JR北海道さんはまたまたご苦労が多くてお見舞い申し上げますが、個人的には飛行機で移動することにしておいて助かりました。

 HACは昨年の機材故障や重大インシデントのために安定的な運行が損なわれた時期が続き、搭乗率がなかなか戻らずに苦労しています。

 格安のチケットばかりで申し訳ありませんが、これくらいの追加出費で短時間移動ができるなら体への負担はかなり軽減されますね。

 札幌から釧路へ来るときは、飛行機の旅もたまにはいかがでしょう。札幌を上空から眺めるのもなかなか良いものですよ。

【HACのご案内】
  http://www.hac-air.co.jp/
 

 
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