北の心の開拓記  [小松正明ブログ]

 日々の暮らしの中には、きらりと輝く希望の物語があるはず。生涯学習的生き方の実践のつもりです。

【おまけ】冬の釣りと啄木へのオマージュ

2012-02-12 22:08:10 | Weblog


 昨日の午前中に、近くの川の様子を見てきました。要はフライフィッシングです。

 手作りのフライは今の季節に川底をはわせるようにして魚の興味を引くタイプなので、今こそベストシーズン!のはず…。

 巻き溜めたフライもフライボックスの中で出番を待っています。さて、頼んだぞー!


   【たのむぞー】

    ※     ※     ※     ※     ※
 

 今日は快晴で風もなくコンディションは最高ですが、気温は低く釧路川のポイントは相変わらず氷がサラサラと音をたてて流れてきます。


 できるだけ川底をズリズリと這い流れるように、錘をつけたり沈むラインを使ったりと、いろいろなシステムを試してみました…が、魚がいません。

 魚がかからないというよりは、いる気配もしません。
 
 一緒に行った友人はルアーで遠くの深みを狙いますが、ここでも全く反応なし。

 自慢のフライも、上流からどんどん流れてくるハス氷に引っかかって一本持って行かれてしまいました。





 
「いないですねえ…」
「こりゃいませんね」

 
 こうなったら釣果はあきらめて、釣りのポイントを巡るドライブに切り替えです。

 川の上下流やコッタロ川などのポイントを巡って、様子を見て回りました。とにかく目を肥やすことも大切です。


    ※     ※     ※     ※     ※


【啄木へのオマージュ】
 そんなこんなで釣れない一日について一首詠みました。


 しらしらと氷流れて釣果なし
    釧路の川の冬の釣りかな


 もちろんこれは今年が没後百年になる石川啄木へのオマージュ。元歌は有名な、

 しらしらと氷輝き千鳥なく
    釧路の海の冬の月かな


 オマージュになっていませんかね。


 線路のそばにいるとSL冬の湿原号が近くを通りました。




 春が待ち遠しい道東の冬です。


  【友人のM君とボウズ記念】
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北のビーナス冬まつり

2012-02-12 21:30:23 | Weblog

 【スリリングの極み!】


 今日は音別地区での「北のビーナス冬まつり」、回を重ねて今年は第9回目となりました。

 朝から釧路らしい快晴の一日で、風は冷たいけれどイベントを行うには絶好の一日です。

 会場には例年のように雪のステージが作られていて、この後ろ側が氷の滑り台になっています。




 テントでは毎年のように暖かい食材が提供されていますが、今年は音別で飼育が進んでいるエミューの唐揚げの試食がありました。

 私も食べましたが柔らかくて美味しくて、これなら自信を持って売り出せると思います。

 エミューの肉はこれまでも様々な工夫がされてきましたが、初期の頃は残念ながら美味しい料理にはならずに苦労をしたのだそうです。エミューを見守ってきたある知人は、「この数年間の進歩は目を見張りますよ」と喜んでいました。


  【エミューのから揚げ、結構おいしいです】


 ココアの無料サービスは牛乳が違うのでひと味もふた味も違いますし、ソーセージも豚汁も美味しかったです。




 このイベントのアトラクションはやってみなくては楽しめません。まずはバギーが引っ張るバナナボート。

 雪原のコースは横ずれするので、スリル満点。私のサポートとして同乗してくれた関係者の方が振り落とされるというハプニングに大笑い。




 氷の滑り台の方は、年々技術が向上して延長が長くなっていて、スリリングなコース作りに、子供には大人気ですが大人でも大いに楽しめます。

 私もFMくしろの平迫さんと一緒なって二連で滑り降りてみましたが、左右に振れてもう少しでコースを飛び出すのではないかとヒヤヒヤ。安全な滑り台が多い中で、ひときわとんがったくらいにスリルあふれるコースなのです。

 市議会の黒木議長も滑り降りていましたが、「これって意外に恐いね」と笑っています。恐い時は「わーっ!」と大きな声を出しながら滑ると恐さも吹き飛ぶしストレス解消にもなります。年に一度は冬まつりの滑り台です。【トップの写真参照】


 雪のステージの背面には、東北大震災からの復興を願って、「がんばろう日本」と「絆」という文字が立体に刻まれていますが、「絆」の文字は「絆が深くなるように」という願いを込めて特に深く窪みが作られています。


  【堀が深いでしょ】
 

 こうした地域のイベントも絆の成果に他なりません。ポスターも地元の小学生によるデザインで作られたものですし、氷の滑り台は関係者が仕事の後の夜の時間を使って作られた力作です。

 寒い寒い冬を吹き飛ばすイベントに参加することで地域の絆を確かめ合おうではありませんか。

 
 
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