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北の心の開拓記  [小松正明ブログ]

 日々の暮らしの中には、きらりと輝く希望の物語があるはず。生涯学習的生き方の実践のつもりです。

実感!釧路という異国

2011-06-11 23:45:34 | Weblog
 掛川から来た友人たちを朝8時に迎えに行って合流。掛川からは5人が来釧し、釣り組は4人。これに東京から参加するまちづくりの大親分の浜野さんを空港へ迎えて
その足で阿寒川上流へ。今日は私も釧路のフライの先生に連れられて、生まれて初めてのフライフィッシングに挑戦です。

 釧路市内は曇りがちでしたが、阿寒方面へ走らせるうちに天気が好転して明るくなってきました。

 阿寒川の上流部で橋のたもとに車を止めて準備を整えます。私もこの日のためにウェイダーという胴長を買ったのです。竿やフライやベストなどは借り物ですが、まあ少しは格好が付きました。


   【なんかまだおぼつかないけれど…】


 阿寒川は思いのほか流れが重くて、ちょっとした深みでは足を取られそうなところを流されないように注意しながら渡って行きます。


   【いざ阿寒川へ】


 フライフィッシングは初めてなので、竿の振り方や疑似餌のフライを遠くに飛ばす方法、どこに落とすのかなどを教えてもらいながらおずおずと練習開始。

 こうした世界は場数が全てなので一朝一夕にうまくなるはずもありませんが、むやみやたらに竿を振っている間に何回かは魚が餌に食いつくシーンもあって、こちらの方が驚きです。

 でも食いついた瞬間にどういう動作をするべきかがまだ分からないのでみすみす逃すだけ。まあまだ魚に遊んでもらっている感覚です。

 それでも一緒に行った掛川の人たちの中には40~50センチ級を釣り上げて大満足の人たちも。


   【40センチ級に大満足のY君】

 おまけに今日は川からつぎつぎに虫が羽化するスーパーハッチと呼ぶ一日だったようで、そんな川の姿を見れただけでもフライフィッシャーたちには感動だったようです。

 ところで川に入り始めた頃から遠くの山では雷が鳴り出し雨が降りそうないやな感じだったのですが、午後二時くらいにちょうど一釣り終えて車に戻った頃からそれが急に豪雨になり、車から出られなくなりました。

 もうポイントを変えようと下流に移動してみたところ雨が小やみになってきたので別なポイントで再挑戦。先ほどとはまた違った阿寒川でフィッシングを楽しむことができ、少しは釣りの楽しみが分かってきたような気がします。

「こままささん、これはもうフライの世界に飛び込むしかないでしょ」と回りからはからかわれましたが、掛川組だって、宿へ入ってから宿のマスターから大物釣りの話を聞かされ、あげくに「9月に来たら絶対に連れますよ。ボウズ(釣れない人)はいないね。しかも50センチ以下はありませんから!」と言われて、今度は9月にまた釧路へ来たくて溜まらなくなったよう。

 現地を案内するのも地元では名うてのフライフィッシャーで、魚の情報もたくさん持っています。明日も朝一番からお楽しみポイントが釣り人を待っています。

「フライの世界では『北海道でフライをやっている』と言うと一目置かれるのですが、その北海道の中でも『道東でフライをやっている』というとまた見られ方の格が一段上がるんですよ」


    ※    ※    ※    ※


 『釧路という異国』というのは釧路観光のキャッチフレーズですが、まさにそれを今日の掛川組は実感されたのではないでしょうか。私も北海道の懐の深さを日増しに味わっています。

 「釧路という異国」は単なるキャッチフレーズではありません。

 釧路にいるうちにせめて一匹くらいは大物を釣ってみたいなあ…。


   【私もこんな魚が…釣れたらいいなあ】
コメント (4)
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