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北の心の開拓記  [小松正明ブログ]

 日々の暮らしの中には、きらりと輝く希望の物語があるはず。生涯学習的生き方の実践のつもりです。

新春初生け

2011-01-05 23:28:08 | Weblog
 市役所の御用始は明日6日なのですが、今日の午前中は新春交礼会があって、事実上の仕事始め。

 会場となった国際交流センターには約千人の皆さんが集まってくださり、多くの方と新年のご挨拶ができました。

 普段結構会うような方でも、新年のご挨拶となれば気持ちが引き締まります。やはり節目というのは大切にしたいものですね。

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 午後からは静まり返った庁舎の一室で、来年度予算の査定作業に参加して、担当職員の作業結果のチェックが始まりました。

 予算には毎年かかる経常経費と、来年だけ、あるいは来年からという臨時的に発生する臨時予算とがあって、チェックするのは臨時的な予算の方。

 新しいことを始めたり、どうしても予算をつけて来年度やらなければならないことを厳しくチェックしてゆきます。

 これからの子孫のためにも、そろそろ借金体質から抜け出して堅実な予算を組まなくてはなりませんが、それを実践すると一見して厳しい査定に見えてしまいます。

 そのあたりをいかに説明するかも大事なことで、そうした技術もこれからの行政にはしっかりと勉強に値する要素と言えそうです。

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 この時期の夜は、各種団体による新年交礼会が催されて市長も招かれているのですが、何しろ会合が重なるためにそれぞれの会にほんの少ししか顔を出せません。

 しかしそれでは様々な団体の方との折角の意見交換の場がもったいないというので、副市長も積極的に参加させてもらって、市長がいない間にいろいろなお話をできるようにしようということになりました。

 そこで今夜の私は釧路市華道協会の皆さんの会合に参加させていただきました。

 この会合は、来賓による新春初生けがあるのですが、市長不在の時間だったため私が代わりに初生けをさせていただきました。

 ついてくださった協会長さんのご指導もよろしかったせいか、割と良い出来になってほっと一安心。


                 【真中が市長代理での私の作品です】


 昭和50年代をピークに最近は若い方が生け花の世界に入ってこなくなりました、と会長さんは少し寂しげです。

「昔は結婚前にお付き合いされるときの釣書きに『お花の免状』などは必要な素養だったのですが、女性が自動車を運転されるようになったころから華道が大切にされなくなったような気がします」

 日本の文化を代表する華道の世界。女性だけではなく男性だって参加してもよいはずなのですがね。

 役目がらこういう世界に触れるたびに、素養のなさを思い知るのでありました。
  
コメント
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