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北の心の開拓記  [小松正明ブログ]

 日々の暮らしの中には、きらりと輝く希望の物語があるはず。生涯学習的生き方の実践のつもりです。

広告、増えてません?

2009-09-27 23:43:34 | Weblog
 最近札幌の自宅へ戻ってみて驚いたのは地元地方紙の変わりようでした。

 中でも、【全面広告】として1ページ全部を広告に充てる量が昔よりも格段に増えています。

 今日の朝刊は36ページで、そのうち【全面広告】と書いてあるのが9ページで、【広告のページ】とあるのが1ページありました。

 それ以外の紙面でも、下1/3~1/4は広告が載っているので、全体のうちに広告が占める量はかなりなもの。

 以前はこれほど全面広告が多いという印象がなかっただけにいささか驚きました。マスコミの強大な力をもってしても、地域の景気回復にもって行くことは至難の業のようです。


 最近の新聞業界を騒がせているのはいわゆる「押し紙」問題。

 新聞社は販売部数拡大と発行部数に比例して広告収入が決まるため、部数は多ければ多いほど良いわけです。そのため実際は取っている家庭がないにもかかわらず新聞販売店に対して配達実数以上の部数を「押しつける」形になっているために「押し紙」と呼ばれていると言われています。

 最近は週刊新潮が押し紙に対して厳しい特集記事を掲載していて、これには名指しで指摘された大手新聞社が「『押し紙』はない」と否定しています。

 しかしながらこれまでタブーとされた押し紙問題が表面に出てきた裏に一体何があるのか注目されます。

 一方海外からは、「新聞社が言っている部数が過大だとしたら、これまで払ってきた広告料は取りすぎと言うことになるのではないか」と訴訟問題が起きかねない、という話題も漏れ聞こえてきています。

 過大な広告料を取るのはまずいということになれば、正規のやり方でちゃんと広告料を取るほうが良いわけですしね。

 それにしても新聞を取っても記事として読む分量は減っているわけで、記事という商品を新聞紙という媒体に載せて売っている商売としては、上げ底になってきたと感じるのは私だけでしょうか。皆さんの新聞はいかがですか?


 モンスターペアレント(親)とか、モンスターペイシェント(患者)といった強烈なクレーマーが最近は登場していますが、モンスターリーダー(読者)もいるのでしょうか。

 何か言うたびに批判される立場って大変なのですが。
コメント (1)
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