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北の心の開拓記  [小松正明ブログ]

 日々の暮らしの中には、きらりと輝く希望の物語があるはず。生涯学習的生き方の実践のつもりです。

なぜ自分が選ばれたのか

2009-09-03 23:07:17 | Weblog
 9月から映像製作会社へ就職した娘の話。

 会社での三日目が過ぎ、まだ仕事よりもその周辺のいろいろな説明を受けている毎日なのだそう。今回はこの9月から、娘も含めて4人が採用になりました。内訳は男性が二人で女性が娘ともう一人。

 同期の人たちと話しをしていていつも話題になるのは「どうして自分たちが採用されたんだろう」というその理由ですが、なかなか訊けずにいたところ、今日とうとう同期の一人がそのわけを会社の幹部に訊ねたのだそうです。

 すると幹部の方は、「まず一次試験では『自分にとって働くということ』というタイトルで作文を書いてもらったけれど、それは読ませてもらいました。最近は模範解答のようなものがあふれかえっていて、そういうものを利用している人は最初の三行を見れば分かるんですよ。で、そう言う人はダメで、内容もそれなりに自分の考えが表現されていて、字もそれなりにきれいな人ですね」とおっしゃったそう。
「へえ~」

「二次試験の色塗りの実技も大事でしたよ。ときどき自分の作品をもってきて『見てください』という人もいますが、自分の感性や思いが通じるわけでもないのでそういう人も難しいですね」
「ほお~」

「私たちも面接だってちゃんとやってるんですよ。そういういくつもの目をクリアしてきて合格したんだから自信を持ってくださいね(笑)」
「はい!」

 ちなみに今回の募集では応募者は800人くらいいたそうです。その中からの4人って…。

 ちょっとした作文も真面目に誠実に書くものですね。見る人は見ているんです。

コメント (2)
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