平成18年に60歳を迎える。六十と縦に書くと傘に鍋蓋(亠)を載せた形である。で、「かさぶた(六十)日録」
かさぶた日録
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「駿河安蘇備 上」を読む 135
散歩道のアストロメニア
午前中、運転免許高齢者講習のため、自動車学校へ行く。無事終えて、向こう三年の運転免許が更新できることになった。
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「駿河安蘇備」の上巻の解読を続ける。
一 下山 下泉村なり。 日向山 同所。 小河内山 同所。
横沢瀧 同所。不動安置す。 谷川 大沢山の西谷より出づ。
小河内川 同村にあり。大沢小河内奥より流れ出でて
大井川に入る。
一 曲沢川 野田口村なり。 足間川 同所。 樽山瀧 同所。
一 本城山 堀内村、無双嶺の内の平地なり。
伝云う、土岐山城守の住する所なりとぞ。山城守は、永禄年中、
上藤川に住せし小長谷長門守の先祖なりとぞ。
盥渡(たらいこし) 同所。大井川を遠州へ越すなり。
【大井河、盥渡のたらい絵】
差し渡し凡そ四尺余なり。深サ上底にて、凡そ弐尺余なり。
八、九分位、薄方よしという。
舟頭とも、三、四人乗るなり。如何なる大水にも、
怪我なきよしなり。
(つづく)
読書:「決闘・柳森稲荷 日暮左近事件控 15」 藤井邦夫 著
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