くじら図書館 いつかの読書日記

本の中 ふしぎな世界待っている

「わが子が驚くほど『勉強好き』になる本」福嶋隆史

2015-02-18 05:28:07 | 社会科学・教育
 福嶋先生、わたしちょっと困っています。
 いままで授業にはそれなりに自信があったんですけど、どうも空回りしているといいますか。
 うまく展開できない毎日です。少しは落ち着いてきましたが、気にかかることが多すぎて、いろいろと悩みます。
 「わが子が驚くほど『勉強好き』になる本」(大和出版)。
 福嶋先生が提唱する「言いかえる力」「くらべる力」「たどる力」が、理科や算数にも応用できることに気づかされます。観察とは、「くらべる力」であり、概数をイメージすることで予測ができるようになる。
 ちなみに、「勉強好き」にするには、勉強を「ゲーム化」することが必要です。評価の観点を具体的に数値化して、ポイントを競わせる。
 目標、方法、評価を限定する。
 例えば作文。「始まりから終わりまでが30秒以内の場面をとらえ、それを原稿用紙(400字詰め)一枚を超える長さで書く」これが、目標。
 方法は、最も盛り上がる場面に絞り、評価は場面と字数の条件が守れているか。
 わたしも、ゲームを取り入れて授業を行ってきたのですが、なんだかルールを守れない子が目立ってきていて、それか憂鬱なのでした。
 チーム力をつけたいので、グループ学習も大切にしてきたのですが、実態に応じて変えていかなければならないのかもしれません。(あ、困っているのは1クラスで、ほかのクラスは大丈夫ですよ)
 評価を明確にするのは、個人の力を高めていくことですね。そこからもう一度やってみたいと思います。
 それから、音読リピート練習のバリエーション、「あえて抑揚をなくして単調に読み、同様にリピートさせます」というロボット読み、おもしろそう!(抑揚強調のバージョンもあります)
 「すきまリピート」も目から鱗! 五秒待たせてから復唱させるそうです。来年、古典でやってみよう。
 基本的に、わたしは「勉強好き」だと思います。うん。

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