昨年文庫が発売されたとき、買おうと思ったのですが。
今回読んでみて、続きが気になってなりません。「東京すみっこごはん」(光文社文庫)。
学校で無視されていることから、唯一の家族である祖父ともぎくしゃくし始めた楓。友達の家にいくと嘘をついて出てきたもののいくあてもなく。
なんとなく入った路地にあった「すみっこごはん」に誘われて、シェフの金子さんが作ったクリームコロッケをご馳走になります。
ここは会員制の共同厨房だと言われて、なんとなく通い始める楓。
料理を作るのはくじ引き。レシピノートから作りたいものを作る。
婚活中の会社員奈央や、タイからの留学生ジェップ、洋食が得意なおじさんの早川、口が悪いおやじ柿本(通称「渋柿」)といった会員たちの、食にかかわる連作短編です。
そして、実はこの「すみっこごはん」とは……。
偽名を言ったためにずっと「カナ」と呼ばれてきた伏線。楓が、周囲に助けられて成長していく姿がすてきです。
ついでに、有子さんのブログに一喜一憂する早川さんに納得しました。
今回読んでみて、続きが気になってなりません。「東京すみっこごはん」(光文社文庫)。
学校で無視されていることから、唯一の家族である祖父ともぎくしゃくし始めた楓。友達の家にいくと嘘をついて出てきたもののいくあてもなく。
なんとなく入った路地にあった「すみっこごはん」に誘われて、シェフの金子さんが作ったクリームコロッケをご馳走になります。
ここは会員制の共同厨房だと言われて、なんとなく通い始める楓。
料理を作るのはくじ引き。レシピノートから作りたいものを作る。
婚活中の会社員奈央や、タイからの留学生ジェップ、洋食が得意なおじさんの早川、口が悪いおやじ柿本(通称「渋柿」)といった会員たちの、食にかかわる連作短編です。
そして、実はこの「すみっこごはん」とは……。
偽名を言ったためにずっと「カナ」と呼ばれてきた伏線。楓が、周囲に助けられて成長していく姿がすてきです。
ついでに、有子さんのブログに一喜一憂する早川さんに納得しました。
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