くじら図書館 いつかの読書日記

本の中 ふしぎな世界待っている

「宮城の法則」宮城の法則研究委員会編

2014-12-18 21:11:02 | 歴史・地理・伝記
 ローカルルール本、流行ってますよね。コンビニで、「宮城の法則」(リンダパブリッシャーズ)を売っていたので、買ってみました。仙台ものは多かったけど、宮城全体だと題材が少ないですよね。
 狩野英孝の実家「イケメン神社」とか、宮藤官九郎の実家は文房具屋とか、地元ではよく言われることも紹介されています。
 卓球の愛ちゃんが仙台出身とは知られていないと書いてあってびっくりです。愛ちゃんのお母さんの実家が近くなんですよ。(義父とお兄さんは同級生だそうです)
 方言ネタがおもしろかった。「おばんです」(こんばんは)が絶滅危惧方言と書いてあって……。学校では、会合の挨拶、今でもそうなんですけどね。以前、同僚の旦那さん(東京出身)が「俺は『おじんです』と挨拶すべきなのか?」と悩んでいた話を思い出しました。
「ご飯は『分ける』もの」にも、びっくり。えーっ、よその地域は分けないってこと? じゃあ、どうするの?
 ……「よそう」のだそうです。
 「ページワン」の終わりは「ノームサイ」……。これが宮城独特なら、普通はどうやって終了するのでしょうか。
 聞こうにも、わたしの周囲には宮城県民しかいない。
 さらに、お祝いごとには、鯛などのおめでたいモチーフを扱った栗原市の「花かまぼこ」と紹介していたけど、あれってそういうネーミングだったのですね。「さとうかまぼこ」と言っていました。かまぼこ屋の息子も教え子なのに!(佐藤さんという名前のわけではありません、念のため)
 ずっと宮城で生活してきたわたし、外からみると意外なことがたくさんあるんだなーと思いました。
 今度は「栗原あるある」でも作るべきでしょうか?

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