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会津地方に新しいオピニオン紙が誕生した。企業経営者の集まりである会津経済懇話会(小野隆市会長)が、今月に入って機関紙「会津人通信」を発刊したもので、月に2回のペースで、署名入りのオピニオンを掲載する。執筆者は元会津若松市長早川廣中、フリーライター峰たけし、徳一研究家白岩孝一、天台宗僧侶柴田聖寛の各氏らで、地域経済の活性化策などを提言する場として、一石を投じることになりそうだ。また、会津が誇る精神文化については、会津藩の教学、喜多方地方を中心にした藤樹学、伝教大師最澄と論争した徳一の唯識の思想についても、機会を見て取り上げる予定だ。会津経済懇話会は、2年ほど前から月2回、会津若松市七日町の小野屋漆器店夢蔵などで講演会や懇談会を開催している。
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