岸田文雄と石破茂によって日本は壊されてしまった。このままでは日本丸は沈没する。しかし、あの二人を批判するにあたって、私たちは事実にもとづいて批判しなくてはならない。「根拠はないが、ワシの直観じゃが」という言い方は慎まなければならない。それはかつてナチスやスターリンが行った手法であり、かえって彼らを利することになるからだ。
安倍さんをテロで亡き者にした犯人の裁判がまったく進んでいない。それでいて、犯人が安倍さんと統一教会を結びつけたことで、魔女狩りのようなことが行われ、このままでは、前代未聞の解散命令すら出されかねない。
パーティ券の不記載の問題にしても、それは清和会にとどまらず、自民党全体や野党にまで飛び火した。しかし、岸田、石破は安倍派叩きに利用し、自民党内の保守派の勢いを削いだのである。
経済政策の点でも岸田、石破はお粗末であった。岸田は一貫して財務省寄りであり、石破はたまには消費税減税のようなまともなことを口にするが、すぐに撤回するのが常である。朝令暮改があまりにも目に余る。トランプ関税に対する石破の対応も酷い。担当大臣を指名して、自らは逃げるのに必死である。
高市さんは7月の参議院選挙を前にして、地方回りに全力を挙げている。日本のチカラを発揮するためには、何をすればよいかを訴えている。国民の多くは、自民党の高市早苗さん支持グループと、国民民主党や日本維新の会が組むことを待望している。自民党を割ってでも、そこに向かって突き進むしかないのである。