民主党政権は嘘ばかり吐いている。民主党代表選に隠れて、福島第一原発の悲惨な現状は話題にならなくなっていたが、昨日あたりは汚染水処理システムの半分が停止したとか。それでよくステップワンを達成したとか、ステップツーに向かっているとか、国民に嘘八百言えたものだ。チェルノブイリよりも隠蔽工作が酷くて、現状がどうなっているか、サッパリ見当が付かない。総理大臣が管直人から野田佳彦に代っても、民主党が政権の座にある限り、彼らは国民を騙し続けるのだろう。今の福島県の現状は、あまりにも異常である。今でも浜通りや中通りに住む子供たちが、放射性物質による高濃度汚染地帯に放置され、「頑張ろう福島」のかけ声に促されて、地場の農産物を食べさせられている。それほど悲劇的なことがあるだろうか。人の命よりも、経済効率を優先させたことが間違いなのである。野田も菅内閣の一員としてそれに加担したのではないか。野田の師である松下幸之助は「清貧よりも清富を」と語ったそうだが、金儲けが上手な人間は、いくら御託を並べても、胡散臭い。貧しくて清い人間よりも、豊かで清い方が上だと考えたのだ。しかし、今求められているのは、商人国家としての日本ではなく、清貧に甘んじる志の高さなのである。裏世界からでも金集めをする野田にそれを望んでも無理だろうが。
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なのに、清貧を持ち出せば、相変わらずの官僚主導による江戸の三大革命で国民は落ちぶれる。
没落してからは、相馬藩をてこ入れした二宮金次郎の出番をながく待たねばなるまいし、志賀直哉のような作家の出番も遠のく。
官僚主導なら清貧になるってのはどうなんでしょうね。むしろ、原発反対運動にみられるように経済が多少ダメでも原発を何とかしよう福島県民を避難させようという気持ちが強いと信じています。
これは保守や極右運動でも同じで節電運動やパチンコ反対運動も同じ傾向に見えますね。
かなりの貧乏性がサヨクと通じるわけだが、そのあたりがわからないと自民党も終わりですな。