草莽隊日記

混濁の世を憂いて一言

マスコミに踊らされないのが常識のある日本人だ!

2016年02月16日 | マスコミ評

大山鳴動して鼠一匹ということだろう。株価が下がったと言っては連日マスコミが大きく取り上げたが、元に戻すと報道しなくなる。そう言えばガソリンが高くなったと騒いでいたはずなのに、最近の安値についてはまったく伝えない。放送法についても、民主党政権でも同じ答弁をしていた。そのときにはまったく問題にならなかった。批判のための批判でしかないのである▼そんなマスコミを信用できるわけがない。安全保障や経済の分野で日本は難しい局面に立たされている。それについての議論はまったくなされないまま、甘利明前経済再生相のことがトップニュースである。問題がある人物が告発者であるにもかかわらず、その話を鵜呑みにして騒いでいる。その程度のことでお茶を濁しているのだから、ジャーナリストの名に値しないことだけは確かである▼それでも多くの日本人には常識がある。マスコミの嘘を見抜くことは難しくはないのである。田中耕太郎は「進歩の論理と倫理」のエッセイで「チェスタートンは、伝統主義は現在生きている人間のみならず、過去に属す数限りない人々の意思を尊重するものだから、一層デモクラチックだという意味のことを述べている。民主主義の名において過去の現在に対してもつ意義を否定することは真のデモクラチックではないのである」と書いていた。過去から受けつがれてきた伝統主義が保守の核心である。そこで育まれた常識こそが何物にも優るのであり、目先のことで一喜一憂するマスコミに振り回されてはならないのである。

 

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