草莽隊日記

混濁の世を憂いて一言

党名も代表者も同じ立憲民主党に国民が期待するわけはない!

2020年09月11日 | 政局

新党名も代表者も一緒で、これで国民の支持を得られると思ったら間違いである。国民民主党から分かれた国会議員は、単に立憲民主党に所属が変わっただけである。それで選挙を勝てると思う方が間違いなのである。支持母体である連合も、民間の有力な単産が国民民主党の残留組を応援することが確定しており、まさしく前途多難である▼国会議員であり続けたいがための選択であったのに、結果的には貧乏くじを引くことになったのである。自民党が絶対ではないのであり、それに取って代わる政党が待望されて久しい。しかし、野党は55年体制に甘んじてきた、かつての社会党に戻りつつある。政権を取る気などなく、ゴリゴリの左翼層を当てにして、自分たちの立場を守れればよいと思っているのだ▼期待したいのは、立憲民主党の軍門に下らなかった玉木雄一郎、前原誠司らの今後である。少数派になったとはいえ、政策で自民党と勝負するのであれば、必ずや国民の支持を獲得することになるはずだ。新型コロナウイルスの感染拡大はピークを過ぎたとみられるが、まだまだ油断はできない。政治が今手を付けるべきは経済の復興である。そこで政策を競い合う野党を国民は待望しているが、これまでと同じく枝野幸男が代表の立憲民主党では、自民党の揚げ足を取るだけが精一杯ではないだろうか。


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