草莽隊日記

混濁の世を憂いて一言

安全保障の議論の場つぶした立憲の罪は大きい

2023年03月29日 | 安全保障
 来年度予算案が成立しました。本来であれば、今後の我が国の安全保障をめぐって、激しい議論の応酬があってしかるべきでしたが、あまりにも立憲が小西文書で騒ぎ過ぎました。
 あの山口二郎法大教授ですら、ツイートで「防衛費をはじめとする重要な政策課題について貴重な議論の場をつぶした罪は大きい」と立憲を批判しています。
 我が国は、核を保有した中国、ロシア、北朝鮮という非民主的な国家に囲まれています。高橋洋一氏によれば、もっとも侵略されやすい環境下にあるのです。さらには、韓国の今の保守政権は、公然と核武装を主張しており、多くの韓国民がそれを支持しています。
 そんななかで、各党とも安全保障政策で、持論を展開し、それで国民の判断を仰ぐのが筋ではないでしょうか。国民はそれらの国を脅威と感じており、日々不安感が高まっています。野党には政府の考え方を質す責任があります。
 中国は日本全土を射程に収める中距離弾道弾を2000発保有しています。核搭載可能であることは、いうまでもありません。自衛隊がトマホークを装備するというのは、対抗上当然のことです。
 やられたらやり返すのが抑止力であり、それがゼロでは、座して死を待つだけです。北朝鮮ばかりではなく、中国やロシアまでもが、我が国の近海に中距離弾道弾を撃ち込んできています。もはや小西文書などで時間を費やしているときではないのです。
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批判を許さない小西議員の令和電子瓦版への揺さぶり

2023年03月29日 | 政局
 立民の小西議員というのは、口では言論の自由を守ると言いながら、その実は国会議員の権力を乱用して、自分に対する一切の批判を許さない人間のようだ。しかも、その手口が巧妙であり、想像を絶するものがある。
 電子瓦版の松田隆さんにかけてきた揺さぶりは、その典型ではないだろうか。松田さんんのツイートのちょっとした表現にいちゃもんを付け、刑事告訴をして、言論を封殺しようとしており、あまりにも異常である。
 松田さんは、小西議員の麻布食品との関係に疑問を抱き、それで取材を始めた。文房具のアスクルの代理店である麻布食品への金の流れが判明している。アスクルから何を買ったかを知りたいがために、松田さんはその明細書を手に入れたかったのである。
 最初から松田さんのスタンスは決まっていた。そこでまともな明細書が出てくれば、取材者として責任を取るつもりであった。だからこそ、それがどうなるかが注目されたのである。
 アスクルが27日の段階で開示する可能性を示唆してきた。いよいよということで、松田さんも緊張したのではないだろうか。本筋ではないツイートへの刑事告訴をチラつかせながら、さらには、松田さんの知り合いで、小西議員に側に立つ女性が接触してきたのと同時進行であったために、不利な局面になったと考えたとしても、それはやむを得ないことである。
 しかし、その明細書が開示されることはなかった。松田さんは、今後も麻布食品についての取材続けるとしているが、まずは裁判への対応も考えなければならず、それで連載の中止ということになったようだ。だからといって、小西議員の疑惑はそのままであり、麻布食品との関係が不問に付されたわけではないのである。
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