草莽隊日記

混濁の世を憂いて一言

安倍総理の後継者は安定感のある菅官房長官しかいない!

2018年07月02日 | 政局

安倍総理の後継は菅義偉官房長官でよいのではないか。安倍内閣を裏方として支えており、これまで何度も難局を乗り切ってきたのである。記者会見でも、言葉を選び、饒舌にならないように心がけている。政治家はそうでなくてはならない▼菅官房長官を慕って集まる無派閥の国会議員は、30人前後とみられている。秋田県出身で、東北人特有の粘り強さがある。年齢的なハンディはあるが、安倍政治の継続を考えれば、若い世代にバトンタッチするための、短期政権でよいのではないだろうか。戦後レジームへの脱却に向けての流れはできつつある。安倍総理はその先陣を切ったのである。それに続く政治家が育つには、それなりの時間がかかる。安倍総理の後に誰が総理総裁になるかが大問題なのである▼保守本流であった前尾繁三郎は『政の心』において、保守主義の理念について言及している。「保守主義はあくまでも現在の社会秩序、すなわち自由主義、議会主義を擁護しようとするものである。しかし、それだけに社会の進展に即応する部分的改革を絶えず行うことを怠ってはならない。それは人間そのものが、その身心の個性を保持しながら、絶えず身心ともに細胞的に新陳代謝を続けているのにも似ている。そうなればこそ生命を保ち得るのである」。安倍政治とは目指すべき保守主義の典型であった。今は菅官房長官しかいないのである。

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