日本の政治家は、中共のことを見くびってはならない。必ず中共は尖閣諸島を侵略する。そうでなければ、日本の漁船を追いまわしたりするはずがない。中共の公船10隻以上に護衛された漁船が大挙して押しかけ、上陸を始めたらば、海上保安庁では手が出せない。中共漁民の身柄を拘束するにしても、人数が多ければ対処の方法がないし、そこに武装した工作員が含まれていれば、頼りになるのは自衛隊だけだ。当然のごとく、中共は公船にとどまらずに、軍艦を差し向けてくるだろう。そうなれば、侵略者を実力で撃退するしかないのである。巡視船が血祭りにあげられれば、護衛艦も応戦することになるだろう。その段階でアメリカ軍が加勢することは考えられない。そして、中共の走狗と化したマスコミは、冷静な対応を呼びかけるに違いない。中村秀樹の小説『尖閣諸島沖海戦』では、一つのシュミレーションを行っている。尖閣諸島奪還の前哨戦は、自衛隊の潜水艦が先兵となり、中共の駆逐艦2隻と原潜1隻を沈没させ、日本側も潜水艦1隻が犠牲となる。続いて、第二ラウンドは中共艦隊と護衛艦とのバトルである。政治に足を引っ張られて、護衛艦が壊滅。一時的ながら、石垣島まで中共軍の支配下に入ったのだった。そこから日本は反撃に転じることになるのだが、最初に誤った戦術をとれば、そんな簡単ではないと思う。安倍政権は、今から様々な事態を想定して、最善の策を講じておくべきだろう。備えあれば憂いなしなのである。
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