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草莽隊日記

混濁の世を憂いて一言

鳩山の持論は自衛軍創設

2009年11月06日 | Weblog
 鳩山政権がマニフェストを次々と反古にする。それって許せないないよね。にもかかわらず、政権交代だけを優先させて考えていた人たちは、何か一つでもいいことをやってくれるんではないか。そんな期待がまだあるようだよね。でも、それも後わずかな期間じゃないかな。よくよく整理して考えれば、鳩山が自民党と違うことを言うのがおかしいんだよね。もともとは自民党だったわけだから。自社さ政権では、官房副長官を確かやったよね。しかもだよ、憲法改正試案なるものを世に問うているんだから、間違っても平和主義者であるわけがないよ。それこそ、祖父鳩山一郎以来の悲願だとも公言しているんだし。鳩山を名乗っても、タカ派そのものだよ。そこでは自衛軍の創設をぶちあげているんだよね。武力による国際貢献を否定もしていないし。自民党の加藤紘一の方が、よっぽどハト派ではないのかな。九条改正には批判的だから。鳩山はブレているんじゃないよ。腹黒いだけだよ。だからこそ、「そんなことありましたか」と居直れるんだと思うよ。鳩山は言いたい放題だよね。こんな状態が四年間も続くと、日本はとんでもないことになるんじゃないの。
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船橋洋一が鳩山に助け舟

2009年11月05日 | Weblog
 やっぱり朝日新聞は、根っこの部分では親米なんだよね。それって批判すべきではないよ。しかし、これまでの沖縄をめぐる報道は、あまりにも酷かったよな。民主党を中心にした鳩山政権なんかは、朝日新聞の報道や論説を鵜呑みにして、普天間基地の県外、国外移設を主張してきたんだから。ここにきて、朝日新聞本社主筆の船橋洋一が『「入亜入欧」こそ歴史的使命だ』なんて書くのは、ちゃんちゃら笑ってしまうよ。記事と論説とを合体させたような船橋の文章では、鳩山の東アジア共同体が中国から歓迎されなかったことを指摘している。中米は一体なんだから、片方とだけ組むのおかしいという論理で、船橋特有のレトリックなんだけど。では普天間をどうするかというと、「辺野古沖」案と海兵隊のグアム移転案を基地統合案の第一歩と位置付けたいというんだよな。それって自民党案と変らないじゃない。だったら、最初からそう言えばいいのに。アメリカと日本との関係がやばくなりそうになのを感じ取って、何があっても逃げられるように、今から弁解してるんだよね。インテリなんてそんなもんだよ。東アジア共同体は、経済学者の森嶋通夫が言い出しっぺのように勘違いされているけど、大東亜共栄圏と同じ発想から生まれた哲学であって、それを押し通せば、アメリカと衝突するのが必至なんだよね。問題は鳩山にそれだけの覚悟があるかどうかだよ。船橋はわけのわからないネットワークなるものを持ち出さなくても、「自民党案でいいではないか」という一言ですむのにね。鳩山は、船橋ですらそう言ってくれているんで、明日から居直るんではないの。しかし、日本のサヨクは人が善いにもほどがあるよね。鳩山あたりのいい加減な言動を信じてしまったんだから。船橋も鳩山も、サヨクよりも手の悪いエセサヨクだったわけだ。
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「王道文明」による東アジア共同体

2009年11月05日 | Weblog
 鳩山政権や民主党が掲げる東アジア共同体というのは、戦前の大陸浪人の主張と似てるんだよね。それを踏まえて鳩山が喋るんだといいんだけど、そうじゃないから顰蹙を買うんだよね。共産党一党独裁の中国や北朝鮮にペコペコするから誤解されるんだよ。欧米列強の侵略に対抗すべく、「東洋解放」を目指し、アジアが一つになることを夢見たのが大陸浪人じゃなかったのかな。だからこそ、玄洋社の頭山満、平岡浩太郎らが清に隷属していた韓国の独立運動に加担したり、中国革命の父と呼ばれた、孫文を匿ったんだよな。孫文が革命の旗を立てて挙兵したときにも、数多くの日本人が協力したのを忘れてはならないよ。革命軍に身を投じて悲壮な最期を遂げた日本人もいたわけだから。北一輝が『支那革命外史』を書いたのも、大アジア主義という大きな理念があったからだし。金儲けをするために中国などと接近したんではないよ。頭山が「王道の文明」という言葉を使っていたのを思い起こさないと。鳩山の軽々しい友愛とはそれは違うんだよな。
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鳩山一座は大根役者ぞろい

2009年11月04日 | Weblog
 いやはや面白かった。国会中継を見すぎてしまってけど、笑えたよね。鳩山由紀夫は、偽装献金を追及されると、オロオロするだけ。菅はというと、眠たいのに起きていますという感じ。寝てばかりいるとネットに書かれたから、無理していたんじゃないのかな。皺が増えたよな。長妻はやたら腰が低くて、ぺこぺこしてた。社民党代表の福島は、沖縄の普天間基地が話題になると、なぜか目が死んでたよな。反対運動の先頭に立っていた彼女が、権力側に擦り寄っているんだから、後ろめたいのがありあり。岡田は不遜な答弁をしていたが、根は甘ちゃんなんで、本格的に攻撃されると、降参するんじゃないの。そもそもが坊ちゃんなんだし。亀井は恫喝専門にしては、今日は気弱だったよね。病気じゃないのかな。怒鳴り返されても、エキサイトしなかったから。原口は自分の献金問題が出てきたので、鼻をへし折られたようだった。それにしても、テレビって正直だよね。自民党の石波はねちねち質問していて気味悪かった。あれって迫力あるよね。しかし、首相の鳩山を始めとして、あんな大臣では思いやられるよね。頭を抱えてしまうよ。スターがいなくて、大根役者ばかりだし。民主党、社民党、国民新党には、人材がいないんだよね。
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先送り答弁に終始の鳩山内閣

2009年11月03日 | Weblog
 衆議院予算委員会の質疑では、鳩山政権の無責任さが目立ったよね。あのやりとりを見てしまっては、いかに民主党支持者でも、うろたえたんではないかな。普天間基地の移転をめぐっては、結論を出せないばかりか、閣内で意見がまとまっていないことが誰の目にも明らかになってしまったよね。それって大変なことだよ。ずるずる引き延ばしているために、県外や国外に移転を求める県民運動が日に日に高まってきているから、県内移転の決断は難しくなってしまうんではないの。日米関係を重視すると言いながら、他人事のような発言を繰り返すだけだし。経済政策の危うさも暴露されて、おろおろしていたよね。「コンクリートから人へ」だけでは説得力はないし。分が悪くなると菅が出てきて、質問者を威圧して、その場を切り抜けようとする。前原もまるっきりけんか腰で、政治家としての器が小さい。藤井も年のせいか、かつて自分が赤字国債を発行した責任者であったことを指摘されて、頭をかいていた。優柔不断で居直るだけの鳩山は、本当に軽すぎる。それから民主党の議員たちの野次や拍手もレベルが低いよね。小沢一郎の命令なんだろうけど、個性がなくて、どの顔も同じく見えてしまうから不思議だよね。鳩山は友愛という観念的な言葉に引きずられ過ぎじゃないのかな。「観念は飛躍するが現実は飛躍しない」という高坂正堯の言葉を思い出すべきだよ。空理空論を述べるから取り返しがつかなくなるわけだから。そして、先送りが許されない重要な案件については、いかに反対の声があろうとも、鳩山は勇気を持って決断しないと。
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民主党の政治手法は旧田中派

2009年11月02日 | Weblog
 やっぱりやらかしたよね。民主党の小沢一郎のやることはそんなものだと思っていたけど。旧田中派は、どんな陳情でも受け付けますということで、総合デパートといわれたんだよね。何のことはない、自分たちが率先して利益誘導をしていたわけ。旧田中派というのは、官僚と国民との間を取り持つことが仕事だったんだよね。それによってどうなったかというと、自民党は理念なき利権屋政党に堕落したんだよね。それとまったく同じことを小沢は考えているわけで、救い難いというか、時代の流れに逆行しているよね。地方レベルでは、各県の民主党が陳情を受け、全国的な問題になると、幹事長の小沢一郎の裁量にゆだねられるということだから、「民主党にあらずんば人にあらず」の世の中にしたいんじゃないかな。しかし、選挙目当てのことしか頭にない人たちの手にかかったら、大盤振る舞いをするのが目に見えているよね。「奢れる民主党久しからずや」ということになるんじゃないの。
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アメリカを侮るなかれ

2009年11月01日 | Weblog
 日本浪漫派の保田与重郎が「アメリカニズムと共産主義を一挙に打倒しなくてはならない」とか書いていたっけ。中河与一の『天の夕顔』の解説文だったと思うけど、恋愛至上主義の小説だっただけに、その一文が衝撃的だったよね。鳩山政権や民主党が、アメリカとどう向き合うつもりか、もう一つパッとしないよな。先の戦争で日本は敗北したとはいえ、アジアの民族解放に少なからず貢献したことだけは、忘れてはならないと思うよ。欧米列強の帝国主義とも戦ったわけだから。大木敦夫の「戦友別盃の歌」が今も日本人に口ずさまれるのは、インドネシアに向かう船上の作であったからだよね。
 
 言ふなかれ、君よ、わかれを
 世の常を、また生き死にを、
 海原のはるけに果てに
 今や、はた何をか言はん
 
 この詩については、保田もまた『日本の文学史』で取り上げているよね。鳩山首相が最初だけ威勢がよくて、最後は尻尾を巻くのでは、まったく意味がないんではないかな。日米が対等になるためには、日米安保条約を改訂し、日本の責任をまず明確にしなくては。そして、日本の防衛力整備を日本人の手で成し遂げなくては。アメリカの言いなりになることを拒否して、日本は太平洋戦争に突入したんだよ。アメリカに物を申すときは、それなりの覚悟がなくては。でなければ、かえって返り討ちにされるから。
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物言えば唇寒し鳩の世は

2009年11月01日 | Weblog
 鳩山政権の民主党の閣僚は、批判されることや、冷笑されることがよっぽど嫌なのかな。プライドが傷つけられたくないというよりも、本当のことを指摘されたくないんじゃないの。野党時代には、言いたい放題のことを口にしていたくせに、立場が変るとそんなもんかな。岡田外相が二チャンネルにいちもんをつけたりするのって、あまりにも大人気ないよね。あれは岡田の弁解の仕方がまずいだけでしょう。「陛下をお慕い申し上げる気持ちが強くて、ついつい先走ってしまいました」との一言ですむのに。鳩山政権になって、物言えば唇寒しというのは、時代が悪くなっているということだよ。権力者に自信がないと、ついつい言論統制をしたがるから。日本という国は、戦後一貫して忍耐と寛容の政治体制を維持してきたんだよね。暴力革命を叫ぶ勢力を根こそぎ弾圧しなかったのも、それなりの見識があったからだよ。ネットの世界というのは、江戸時代あたりの落とし文と同じじゃないのかな。それがガス抜きにもなるし、庶民の笑いも誘う。二チャンネルを最近覗いて感心するのは、結構、常識的な書込みが多いことだよ。落とし文なんだから、いちいち気にして腹を立てなくてもいいのに。立腹するからには、心に疚しいことでもあるんですかね。
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鳩山が見習うべきは伊藤博文

2009年10月31日 | Weblog
 鳩山首相や民主党の若手が駄目なのは、歴史に学ばないからだよ。早稲田の雄弁会出身の政治家が活躍した時期があったけど、彼らは司馬遼太郎の『世に棲む日々』などを読んでいて、吉田松陰や伊藤博文を目標にしていたんだよね。鳩山がくだらない答弁しかできないのは、歴史が苦手な理科系だからではないの。伊藤博文は品川の英国公使館に放火した過激派だったんだけど、井上馨と一緒に渡欧し、開国論者になって帰国したんだよ。それって勇気がいることだったんだよね。昔の仲間に襲撃され、井上馨は半殺しの目に遭っているわけだから。普天間移転で苦渋の選択を強いられる鳩山も、やはり同じような気持ちだと思うよ。だったらば、伊藤博文のように前言を翻すことになっても、正直に語ればいいんだよ。党内のエセサヨクになんか気兼ねせずに。そうすれば、国民の不安感が一掃されるのだから。鳩山は想像以上に古い人間で、岩波新書なんかをありがたがって読んでいるんではないかな。だから「人間的な経済」とかいうように、わけのわからない言葉を連発するんだよね。
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田中秀征の鳩山批判

2009年10月30日 | Weblog
 今日の夕方、たまたまカーラジオをボンヤリ聞いていると、NHKのラジオで、細川政権の首席補佐官だった田中秀征が、ボソボソとしゃべっているんだよね。しかも、鳩山政権の目玉政策である「脱官僚」を話題にしているんではないの。どうせまたヨイショかと思ったら、さきがけで同志であった鳩山を手厳しく批判していたんでビックリ。日本郵政の社長人事で、元大蔵事務次官の斎藤次郎を据えたことに腹をたてていた。マスコミも持ち上げいる事業仕分けについても、「あんなことは官僚にやらせればいい」と一刀両断にしていた。官僚をはずせばいいというのではなく、一番大事なことで政治が主導権を握ればいいという意見なんだよね。鳩山は派手なパフォーマンスで国民の目をひくことばかり考えていて、足が地についていないから、その通りだと思うよ。田中は「行政の無駄をなくすという初心に返るべきだ」とも言っていたっけ。斎藤が表舞台に出てきたことで、財務省が主導権を握り、民主党の議員はまるでその配下のようだよ。仕事といえば予算を削るだけだから。これでは官僚制度を打破することは夢の夢でしょう。「脱官僚」ということでも、国民は騙されたんだよね。
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