草莽隊日記

混濁の世を憂いて一言

田中秀征の鳩山批判

2009年10月30日 | Weblog
 今日の夕方、たまたまカーラジオをボンヤリ聞いていると、NHKのラジオで、細川政権の首席補佐官だった田中秀征が、ボソボソとしゃべっているんだよね。しかも、鳩山政権の目玉政策である「脱官僚」を話題にしているんではないの。どうせまたヨイショかと思ったら、さきがけで同志であった鳩山を手厳しく批判していたんでビックリ。日本郵政の社長人事で、元大蔵事務次官の斎藤次郎を据えたことに腹をたてていた。マスコミも持ち上げいる事業仕分けについても、「あんなことは官僚にやらせればいい」と一刀両断にしていた。官僚をはずせばいいというのではなく、一番大事なことで政治が主導権を握ればいいという意見なんだよね。鳩山は派手なパフォーマンスで国民の目をひくことばかり考えていて、足が地についていないから、その通りだと思うよ。田中は「行政の無駄をなくすという初心に返るべきだ」とも言っていたっけ。斎藤が表舞台に出てきたことで、財務省が主導権を握り、民主党の議員はまるでその配下のようだよ。仕事といえば予算を削るだけだから。これでは官僚制度を打破することは夢の夢でしょう。「脱官僚」ということでも、国民は騙されたんだよね。
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