ポポロ通信舎

(旧・ポポロの広場)姿勢は低く、理想は高く。真理は常に少数から・・

江姫はゴーマニスト?

2011年01月27日 | 映画・芸能

NHKの大河ドラマ『江~姫たちの戦国~』を観ています。

第3回『信長の秘密』(1/23放送)で江姫(上野樹里)と後の千利休こと千宗易(石坂浩二)との対談が面白かった。と言いますのは、この会話は私が中学1年生の時、キリスト教会の先生(女性)と交わした会話にそっくりだったからです。江の疑問が「信長様」だったのに対し私の疑問は「神様」だった。

江姫「伯父上(信長)が何を言っているのかわからない」
千宗易「好きかそうでないか、織田(信長)様が好きならばそれでよろしいのでは」

江姫「私は伯父上をもっと知りたい」
千宗易「あんたさんは傲慢(ごうまん)や。何でもかんでも知りたがる。それは姫様の我(が)、わがまま、思い上がり、つまり傲慢ですわ」

江姫「傲慢?・・わがまま?・・思い上がり?・・」

私も教会の先生に、なぜ、なぜを問い続けました。それに対して先生は「信じるか信じないかです」と。そして挙句は「あなたはゴーマンです・・」と。
今思い直すと、教会の先生は、千利休と同じ気持ちで私に「傲慢」と言う言葉をつかわれたのでしょう。しかし当時の私は、それを、素直に捉えられなかった。少年ゴーマニストのゆえんでしょう。江は利休の話を悪意には受け取っていない。ゆえにゴーマニストにあらず。。

当ブログ2009年12月05日『ぼくたちが聖書について・・』をご参照ください。

 

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