ポポロ通信舎

(旧・ポポロの広場)姿勢は低く、理想は高く。真理は常に少数から・・

「脳の話」 軸索は生涯育つ

2009年11月04日 | 研究・書籍
松嶺福祉短期大学の公開講座、講義講座編は、今日が最終回。
鈴村健治副学長による『脳の話』がテーマだった。

4歳女児が右脳を、米UCLAで全摘手術したブランディちゃんの実例。
左脳がその後、空の右脳分もカバーし、音楽や数学の学力も支障なく
成績も抜群に良く優秀高校生に選ばれるまでに成長した。

病気等で脳疾患で右脳、左脳が仮に損傷していてもリハビリを
あきらめず行い続けることで必ず回復がみられる。

脳には回復力がある。「回復してやるぞ」という意欲があれば、大丈夫。
ブランディちゃんもリハビリでは痛く、泣き続けていたが耐えた。

軸索(じくさく=神経細胞から発する1本の突起、ニューロンの構成要素)
は生涯、学習で育ちつづける。それには興味、関心を失わないこと。

松嶺短大は、既に学生募集停止が決まっているにもかかわらず公開講座は、
昨年より回数減にはなってはいたが、太田市教育委員会のバックアップで
本年度も継続した。受講生としては大学の姿勢に深く感謝したい。
お陰さまで、今秋も脳内エネルギーを活性化することが出来た

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老人との上手なつきあい方―老年期の日常心理学
鈴村 健治
ブレーン出版

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コメント (2)
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