Model 107

1985年の107
じっくり時間をかけてお気に入りの一台に仕上げます。

銀河線車庫 北海道ちほく高原鉄道ふるさと銀河線 9月7日 2014年

2015-06-23 | Weblog
「南大通」に今も残る「ふるさと銀河線」のレリーフが施された跨道橋。

沿線住民の方々の希望と期待を表したかのような、躍動感漲るレリーフ…今も営業路線の跨道橋のような新鮮な佇まいです。



丹尾氏のコレクションが展示されているスペースからほんの僅かな距離に、ふるさと銀河線の車庫が残されています。

画面中央に小さく見えるピンク色の四角い建物です。

この車庫は車両の整備など検修を行う施設だったのでしょう。



車庫の前にはすでに路盤は無く、事前の予備知識が無ければ通り過ぎてしまいそうです。



側道にオデ君を駐車して敷地に立ち入ってみます。

特に「立ち入り禁止」などの注意を促すプレートは無く、ロープなどもありません。

夏草に覆われている部分とそうでない部分…おそらく草の生えていないところは路盤跡ではないでしょうか。

バラストも残っています。



「ザクザク…」バラストを踏みながら車庫の前にやってきました。

僅かな長さですが、車庫からは枕木とレールが残されています。



車庫前から振り返って北見駅方向を見ます。

画面左側には先の丹尾氏コレクションの“郵便車”が見えています。



謎の物体…

想像ですが、位置的なところから、車庫に出入りする車両に何らかのメッセージを送る「電光掲示板」のような装置が取り付けられていたのでは?



車庫の正面を見ます。

レールは左右ともこの辺りで切断されています。

向かって左側の路盤には枕木だけがなぜか残されています。



側道に戻り、車庫を斜め方向から眺めます。

建物の壁面には、ふるさと銀河線の「社章」が今も掲げられています。

ちょっと見難いですが、後半に今一度お見せします。



南大通に掛かる跨道橋。

橋台とともに残されたこの跨道橋は北海道の鉄道を紹介する多くの書籍で見ているので、初めて見る「初対面感」はありません。




橋台基部には、明治の建物を描いたようなリトグラフ (lithograph)?風の作品が残されていますが、これに付いての説明はありませんでした。

向こう側の橋台にも同じテイストの作品が2点展示されています。



南大通の側道を通って、車庫の東側に来ました。

今の時間帯(午前8:00頃)は朝の太陽の光を浴びて、壁面の淡いピンク色が青空の中にくっきりと発色しています。

日曜日ということもあるのでしょうが、建物内には全く人の気配はありませんでした。

敷地内に駐車していた営業車の雰囲気から、この建物は北見市の管理下にあるのではないかと想像しました。




たっぷりの朝日を浴びて輝いている筈だった「ふるさと銀河線の社章」です。

ふるさと銀河線を象徴するような綺麗なデザインだと思います。
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