Model 107

1985年の107
じっくり時間をかけてお気に入りの一台に仕上げます。

D51-27 号機 別海町鉄道記念館 9月9日 2012年

2012-12-25 | Weblog
 別海町鉄道記念館に展示されているD51-27 号機を鑑賞に別海町に向かいます。
牧場と牧場の間の交通量の少ない道を通り別海町に到着です。



鉄道記念館はログハウス風のお洒落な建物です。

時計の下のステンドグラス風窓を良く見ると「D51」風のデザインになっているのが分かります。

雨は上がりましたが、厚い雲が空を覆いつくして、ちょっと肌寒さを感じさせます。
このような天気だからでしょうか? 
日曜日だというのに公園にも記念館にも人影はありません。



見所満載の公園ですが、まずはD51-27 号機の鑑賞から始めます。



去年、振内の鉄道記念館に展示されている D51-23 号機を見に行ったときは、超鉄道初心者でしたから、D51-23号機のD51と23の間のハイフンの意味すら分からず、変な蒸気だな~って思いましたが、レールファン歴も2年目になりますからね、勿論、ハイフンの意味もしっかり理解出来ていますよ。



基本は国内仕様のD51と変わらないのでしょうが、動輪やモーション・プレートのペイントがエキセントリックですね。
赤と白とで塗り分けられたそれらは一気に外国仕様の雰囲気です。
振内のは、このような雰囲気ではありませんでしたけれど。



誰も居ない公園ですが、噴水は稼動していました。
なんだか、私一人のためにこんなにしてもらって申し訳ないようです。

噴水の背景にSLの写真なんて、初めてですね。







説明パネルもSLと雰囲気をあわせてあります。





今回、最高に興味深かったのが、この連結装置です。
こういうの、始めて見ました。



前部の連結装置ですけれど、今まで見たこと無い形状です。
開放テコも片側に斜めに取り付けられています。

サハリンではこれが標準なのかな?



こちらは昨年訪れた振内鉄道記念館に静態保存されているD51-23 号機です。
今回のD51-27 号機と比較するとペイントはマットで地味です。
しかし、煙室扉の辺りはマッシブな雰囲気です。



そのD51-23 号機の連結装置を見て見ますと、国内仕様と違いは無さそうに見えます。
開放テコも国内仕様と同じです。

輸出仕様でもこのように違いがあるのですね。





キャビンは寒冷地仕様で密閉式です。

しかし、D51-23 号機もこちらのD51-27 号機も、どちらもスノープラウは装備されていません。
サハリンがどのような気候風土のところか分かりませんが、この状態が輸出仕様オリジナルだとすると、降雪量は多くなかったってことですか…







やっぱり気になるヘッドライト…
LP403とかとは明らかに違うパーツです。
レンズカットの無い半透明の物体がはめ込まれていますが、これがオリジナルなのでしょうか?

輸出仕様のヘッドライトや連結装置についての記述は見当たりませんが…知りたい。

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