Model 107

1985年の107
じっくり時間をかけてお気に入りの一台に仕上げます。

東京ゲートブリッジ 6月20日 2015年

2015-06-22 | Weblog
「何を今更…」な話題ですが、梅雨の中休み…珍しく好天な土曜日に“東京ゲートブリッジ”に出掛けてきました。

かねてより1度は訪ねてみたいスポットでありますが、とにかく人の多いところに出掛けるのが苦手で様子を見ているうちに今頃になってしまいました。

東京臨海道路計画の整備区間の橋梁部として建設が進められ2012年2月に開通した「東京ゲートブリッジ」ですが、様子をみているうちにすでに3年の年月が流れてしまったわけです。

実に早いものですね~月日の流れるのは…

関東地区で新しい道路が開通すると、割と早いうちに“走りに行く”オジサンですが。

東京ゲートブリッジは、一般道ということで、“観光利用”での歩行者道路が整備されているのがポイントです。

1.6Kmほどの距離ですが、「歩いて渡れる」橋梁な訳ですね。

クルマで走れば「アッ!」という間ですが、歩いて渡れば実に多くのポイントを鑑賞することが出来ます。

…と、いう訳でオデ君は家で留守番をしていてもらい、徒歩で観賞に行ってきました。(会社の仕事帰り…でもあり、他にも目的があったりします。なぜ“徒歩”に拘るのかの理由は後半に判明しますが…)

会社から日比谷線・京葉線を乗り継いで「新木場駅」には30分弱で到着です。

梅雨の晴れ間ではありますが、不安定な天候の急変を心配しましたが、どうやら本日はその心配はなさそうです。

駅前のバスターミナル1番乗り場から「若洲海浜公園」行きのバスに15分ほどの乗車で海浜公園に到着です。

開通当初は大変な賑わいだったでしょうが、梅雨の晴れ間のギリギリ時間(昇降施設は4時半で入場終了!)ですから、お客さんの数は多くはありません。

お母さんと子供達とカップル…が殆どで、オジサンみたいな客はいません。

堤防には多くの釣り客が一列になって釣りを楽しんでいます。



バス停から公園内を歩いて「若洲側昇降施設」へ向かいますが、非常に大きなランドマークですから迷うことはありません。

この施設の利用は「無料」であります。

観光地でこのような施設を利用するとおそらくはエレベータ利用で¥200、橋梁利用で更に¥300、セットで¥500くらいの利用料金を請求されるのでは…と思いますが、流石は東京都ですね。



2F~7Fは“避難地区”の設定で通常エレベータは停止しません。



グラスセクションを多用したエレベータはシースルーのようでありますが、実際には箱から外は見えません。



8Fのエレベータ・ホールにはこのような展示がありました。

「東京ゲートブリッジは、「田中賞」の作品部門として平成24年6月14日に授与されました」と説明されています。

展示は「田中賞」のトロフィーのようなものでしょうか…


土木学会の田中賞はこちらから。




若洲昇降施設 8F から橋梁への連絡口です。



若洲昇降施設からゲートブリッジへ歩き始めます。

大型のトラックが通行すると橋が揺れるのが体感できます。

結構盛大に揺れています。



ゲートブリッジを歩いていると頻繁に羽田空港に着陸する航空機を見ることが出来ます。

当たり前と言えばそれまでですが…ゲートブリッジは羽田空港のトラフィックパターンに隣接しているのですね。

ゲートブリッジは象徴的な形状で、遠方で見ますとそれなりな姿に映りますが、こうして近くで鑑賞するとあまり刺激的な姿ではありませんでした。



本日は「東京ゲートブリッジ」という“大物”を撮影する目的でしたので[10-24mm] の“超広角レンズ”しか持っていません。

ゲートブリッジを掠めて飛行する航空機が小さく写っていますが、肉眼では結構大きく見えますよ。



のんびり辺りの風景や航空機などを鑑賞しながら小一時間をかけて「中坊昇降施設」にやってきました。

この辺りから、航空機の飛行を双眼鏡で追いかけていますと、滑走路にタッチダウンする瞬間も鑑賞することが出来ました。

肉眼ではとても見えませんが、タッチダウンの瞬間のスモークまではっきりと見ることが出来ます。

空港で観賞しているのとはまた異なるシーンを鑑賞できて大満足です。



中防昇降施設は「トラ・ロープ」で制限され入り口には近づけません。

現在整備が進む「海の森公園」がオープンすると、こちらがアクセス路のひとつとして活用されることになるのでしょう。



今はこの地点が歩道部の終端で、ここでUターンして「若洲昇降施設」へ引き返さなければなりません。



スタート地点では結構観光客の姿が多く見られたのですが、引き返す頃には殆ど人の姿は見えなくなり、結局“最後尾”で警備員さんに後ろからせかされるように「若洲昇降施設」へと戻りました。

つまり…ゲートブリッジを歩いている歩行者は「私だけ…」ってことですね。




若洲昇降施設に到着して、エレベータを出ますと、警備員さん達があわただしく「閉店準備」を始めました。

6月までは最終入場が16時30分とされていて、若干せわしないですが、7月~9月期は最終入場が19時30分に延ばされ、ライトアップされたゲートブリッジや着陸する航空機を鑑賞することが出来ますね。

夏の夜に訪れるのもまた良さそうです。



最後のこのカットは、ゲートブリッジとは関係なく…結局「徒歩」でゲートブリッジを鑑賞した最大理由、帰り道にビールが飲みたいという証拠の写真でありました。

お疲れ様でした!
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