Model 107

1985年の107
じっくり時間をかけてお気に入りの一台に仕上げます。

天北線 残念な鉄道遺構 9月2日 2016年

2017-06-08 | Weblog
この鉄道遺構駅舎は個人所有だそうです。

こうした個人所有駅舎は深名線などにも見られ決して珍しい存在ではありません。

しかし…この駅所有の方は駅舎写真撮影や記事寄稿などに対してネガティブな方針であるようです。

なので、駅舎写真は「中頓別バスターミナル」2階に展示されている営業当時の写真を掲載しました。

天北線では唯一の「高床式」で大変貴重な駅舎です。

営業時は国道から真っ直ぐな導入路がこの階段前に繋がっていました。

今はその入り口は分かりません。

写真は夏のありし日なのでしょうか。

学生さんのチャリが写っています。(多分…)

とっても長閑で穏やかな駅舎表情です。



国道脇にオデ君を停めて、長めのレンズで撮影しました。

この位置から駅舎階段まで真っ直ぐに道が延びていたのでしょう。

ま、風景の一部に構造物が写っている…そんな絵のつもりです。



この土地は中頓別町所有だそうなので、道路利用で通過する分には問題は無いと思います。

役場の方に伺うと、10年契約の土地賃貸契約は更新されているそうです。

駅舎オーナーさんは鉄道好きな方だと思います。

今現在の状態を保持する為に多大な努力と出費とをされていると思います。

「立ち入り禁止」「撮影禁止」とプレートを掲げるようになったのには、きっと訪れる鉄道ファンにも至らない部分があったのだと思います。

中頓別町には「寿公園」という施設があり「F104J」ジェット戦闘機や「49648」SLがオープン展示されています。

この駅遺構も同じようにオープン展示が出来、ありし日の天北線を偲べれば素晴らしいことです。

毎年訪れる度に現況を残念に思います。



国道にあるバス停待合室です。

何となく駅舎をオマージュしたようなデザインとなっています。

雰囲気を良く捉えていますよね。





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