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Model 107

1985年の107
じっくり時間をかけてお気に入りの一台に仕上げます。

茶志内駅 函館本線 8月27日 2019年

2020-05-26 | Weblog
茶志内駅に立ち寄るのは初めてです。

こちらもアイヌ語を語源とする地名ですが…その由来は?

いつもの北海道新聞社刊「北海道 地名分類字典」を参照してみます。

茶志内(ちゃしない、美唄市の字名、空知・奈井江町の字名)
①チャシchasi・ウンun・ナイnai=砦・ある・川
②チャルセcharse・ナイnai=滝をなして流れ下る・川
③チャシchas・ナイnai=早・川
④チャシchas・ナイ・nai=柴・川

古くはチャシュナイ、チヤスナイ、チャーウシナイ、茶志苗とも書いた。
美唄市は字茶志内・同開発・同原野開発がある。
奈井江町にはウリリントウと呼ばれた茶志内沼があり字名は茶志内、チャシュナイ、美唄及茶志内

…と説明されています。

有力な説は砦のある川…ってことでしょうか?



茶志内駅は無人駅です。

フラット・デザインの駅本屋駅前は未舗装です。

開駅は大正5年7月となっています。

三菱鉱業専用鉄道が乗り入れていて規模の大きな駅であったのが偲ばれます。



駅待合室は綺麗に整備され広々としていますが、なんとなく殺伐とした雰囲気を感じました。

節電で室内灯が消灯されているからでしょうか?



待合室出入口前には石製の改札ラッチが残されています。



2,3番線ホームを見ます。

駅本屋前の路盤のレールは剥がされています。

ちょうど到着した札幌方面の普通列車が停車しています。



跨線橋を観賞します。



階段幅はたっぷりと取られていて、内装は無く骨材が露出しているよく見るタイプです。

天井には鳥害対策のネットが張られています。



明るく広々とした連絡通路。

腰板にパネルが貼られています。

天井にはネットが張られています。

赤矢印部はパネルで塞がれていますが、ここはかつての跨線橋階段だった部分です。

多分、廃止された三菱鉱業専用線のホームへの通用口だったのかも知れません。



窓からは跨線橋階段が見えます。



跨線橋窓から美唄駅方面を見ます。

右端赤屋根が駅本屋です。

そして閉鎖されているホーム。

左が2番3番線ホームとなります。

こうしてみると規模の大きな駅構内だったことが分かります。



こちらが「奈井江駅」方面となります。



3番、4番線ホームから美唄駅方面を見ます。

写真右端、レールの剥がされた路盤が良く見えます。



こちらが「奈井江駅」方面となります。

使われなくなった跨線橋階段の屋根は赤錆びて、放置されている感が漂います。



駅本屋側から廃止となった跨線橋階段を見ます。

こちらもパネルで塞がれていますが、「ドアー」が取り付けられ、メンテナンスとかが出来るようになっています。

エッジの崩れたホームとレールの剥がされた路盤が何とも寂しげな雰囲気を醸成しています。



今は無人駅となり「アクセス・フリー」状態ですが、かつては大勢の利用客がこの改札を通って列車に乗車したり帰路に就いたことでしょう。

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