Model 107

1985年の107
じっくり時間をかけてお気に入りの一台に仕上げます。

カレラ君 ヒューズ交換 12月20日 2015年

2015-12-22 | Weblog
オートプライドさんにてカレラ君の車検の記事を書かせて頂きました。

横浜から成田山に立ち寄りその帰り道、急にGPSの電源がこなくなってしまいました。

外付けナビですので電源はシガレット・ライターから取っています。

単なる接触不良ではなく完璧電源がカットされているようです。

別にGPSが無くても走行に全く支障はありませんがちょっと気になります。

おそらくヒューズが断線しているのでは…と思いましたがそれ以上は深入りをせずガレージまで戻りました。

カレラ君のヒューズ交換は初めてです。

まずは…996のバイブル “PORSCHE 996 The Essential Companion”という書籍でシガレット・ライターのヒューズを調べます。



996のバイブルは、ちょっとした電話帳ほどの厚さ4.5cmほどページ数656P!の書籍です。

ヒューズ・パネルに付いては418p から423p に説明されています。

Turbo や Carrera 4 , Japanese Versions など各モデルのヒューズ・パネルの説明もされています。

赤マークのように、問題の「シガレット・ライター」のヒューズは…「D 列 の 5番目」なのが分かります。



ヒューズ・パネルはドライバーズ・シート前方のフットレスト横にあります。

乗降の際につま先が当たるのでしょうね…パネルは結構汚れています。

赤矢印のスイッチは、「リア・ウイング」の昇降スイッチです。

リア・ウイングは走行中は120kmになるとWing up し、80Kmになると Down しますが、このスイッチを使用すると停車中でもウイングの昇降が出来ます。

整備とかクリーニング時などに使用するのではないでしょうか…人事みたいに書いていますが、実際使うことは殆どありません。

上部に見える丸いホールに指を掛けて引っ張るとカバーが外れてヒューズ・パネルにアクセス出来ます。



カバーを外した状態です。

色取りどりのキャンデーみたいに綺麗なヒューズが現れます。

15A のヒューズが一番多く使われているようです。

赤矢印が今回問題の「シガレット・ライター」のヒューズ…D列 5番目 15A のヒューズです。

白矢印が示している黄色い物体はヒューズ・パネルからヒューズを抜き取るためのピンセットみたいな工具?です。

その下の緑矢印で示した一列は「予備ヒューズ」であります。

今回はここからブルーの15Aのヒューズを抜き取って使用します。



先のバイブルのコピーをガレージに持ってきています。

イエローにマーキングした“Row D”の5番目、15A と記述されています。



問題の「シガレット・ライター回路」のヒューズです。

肉眼でもしっかり確認できるほど見事に溶断しています。



アマゾンで購入し用意してきたヒューズセットです。

5A ~ 30A まで 6種類 各20本ずつ計120本のセットで、価格はなんと \1300 位でした。

あまりに安すぎて「ホントに使って大丈夫かな?」と思わせるほどです。

ちなみにこちらはあくまで「予備」としてで、実際には使用しません。

信用していないのなら「買わなければ良いのに…」という声が聞こえてきそうですが、あくまで「気休め」「予備」ですからね。



当然ではありますが、ヒューズ交換後は普通に電源が来るようになりGPSが作動するようになりました。

カレラとかを乗っている方には当たり前のことでしょうが…ワーゲン・アウディーグループのクルマってイグニッション・オフでもシガレット・ライターの電源は入りっぱなしなんです。

ですので、うっかりGPDだの外付けアクセサリーを差したままにして放置してしまうと、バッテリーが上がってしまいます。

この辺りの考え方は日本のクルマとは異なっていて面白いところです。

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