goo blog サービス終了のお知らせ 

 ♪ラジオ放送・文字版「世の光」

   1952年以来、キリスト教会が協力して全国民放ラジオで放送して73年、
PBA『世の光』を文字で 

■神のことばである聖書 / 羽鳥頼和

2017年02月04日 | Weblog
2017/2/4放送


 世の光の時間です。お聴きくださり、ありがとうございます。羽鳥頼和です。
 今日は新約聖書のテモテへの手紙第二3章からお話しします。

 テモテへの手紙は使徒パウロがエペソの教会の若い牧師テモテに宛てた手紙です。この手紙には教会の抱えている問題についてのアドバイスが語られています。

 この頃、エペソの教会は内部に問題を抱えていました。パウロはテモテに、「キリストを信じて清く正しく生きなさい。その時は迫害に遭うことを覚悟しなさい。」と教えています。そして「悪を行う者はいつか滅びる。だから善を行いなさい。」と勧めているのです。更に続けてパウロは、「良いことを行うときに聖書の教えに従いなさい。」と勧めます。
 「聖書はあなたに知恵を与えてキリスト・イエスに対する信仰による救いを受けさせることができるのです。」( 2テモテ 3章15節)のです。「聖書はすべて、神の霊感によるもので、教えと戒めと矯正と義の訓練とのために有益です。それは、神の人が、すべての良い働きのためにふさわしい十分に整えられた者となるためです。」(2テモテ 3章16-17節)
 テモテは幼い頃から聖書に親しんでいました。パウロは、その聖書の教えが牧師であるテモテを良い働きをする者とするのだ、と言っているのです。困難な時代にあって神のことばである聖書が正しい教えであり、人がより良く生きるための指針を与え、善を行う者となるように人を整えてくれるのだ、と教えているのです。そしてこの聖書についてのみことばは、私たち現代に生きる者にとっても真実です。現代は多様性の時代と言われます。価値感などの多様性の中で、何が正しく何が間違っているのか、絶対的な規範がなくなっています。そして道徳感や倫理感がどんどん欠如しています。その中で神のことばである聖書は正しい教えを与えます。そして人は聖書をよく読むことによって、神を愛し人を愛することができ、良い行いをすることができるのです。

 明日は日曜日です。キリスト教会では聖書のみことばを聞き、礼拝が捧げられます。聖書のみことばを聞くために、ぜひお近くのキリスト教会にいらしてください。

 (PBA制作「世の光」 2017.2.4放送でのお話より )
 
***

このサイトは URL名として
 http://yonohikari.biblica.info 
が使えます。。携帯からもこのURLでどうぞ。

***

東海福音放送協力会へのお問い合せは、
 464-0044 名古屋市千種区自由ケ丘2-10 自由ケ丘キリスト教会内 電話052-762-2196 へ

***



  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

■神のいつくしみの時 / 岩井基雄

2017年02月03日 | Weblog
2017/2/3放送

 世の光の時間です。お変わりありませんか? 岩井基雄です。
 先月の詩篇は102篇の前半から、「悩みの中の祈り」と題して、苦難の中、心を注ぎ出す祈りの恵みを学びました。今日は詩篇102篇の2回目として、「神の慈しみの時」と題し、神の愛と恵みに信頼し、待ち望む人生について共に考えましょう。

 この詩篇には、「悩む者の祈り。彼が気落ちして、自分の嘆きを主の前に注ぎ出したときのもの」という表題がつけられています。悩み苦しむこの作者は嘆きをそのまま神様に告白し注ぎ出す中、不思議な平安を受けます。それに続く今日の箇所では、なぜ平安を与えられたのか、その事が記されています。

 詩篇の102篇11節から13節をお読みします。
 「私の日は、伸びていく夕影のようです。私は、青菜のようにしおれています。 しかし、主よ。あなたはとこしえに御座に着き、あなたの御名は代々に及びます。あなたは立ち上がり、シオンをあわれんでくださいます。今やいつくしみの時です。定めの時が来たからです。

 伸びていく夕影のように、自分の人生に不安や恐れを感じ、青菜のようにしおれていたこの作者は、「しかし、主よ。あなたはとこしえに御座に着き、あなたの御名は代々に及びます。あなたは立ち上がり、シオンをあわれんでくださいます。」と歌います。

 移り変わりやすい人生に不安を覚える中、作者は永遠の御座に着く神様に目を向けました。そしてその主権者なる神様が立ち上がり、神の民を憐れでくださること、人の思いを超えて神の守りと助けがあるということを讃美しているのです。

 彼はこう続けて言いました。
 「今やいつくしみの時です。定めの時が来たからです。

 すべてのことに神様の時があることを神様に信頼し委ね、明け渡し、その時を待ち望むことができることを彼は歌います。創造主なる神様に信頼する人生はどんな中でも平安と喜びを与えられていきます。なぜなら、主権者である神様があなたを愛し心配し最善のことを行なってくださるからです。あなたを愛し慈しみ、そして豊かな恵みで憐れんでくださる神様が、どんな時にもあなたと一緒にいてくださいます。どのような苦難の中を歩むことがあっても、この全能なる神様に信頼し、委ねていく平安をあなたも受け取って行きませんか?  「

 

 
   (PBA制作「世の光」2017.2.3放送でのお話しより)

******

 さて、この番組を制作しているPBAの「世の光」の係りでは分りやすい聖書通信講座を用意していて、初めての方には無料の入門コースがお勧めとの事。詳しくはPBAに案内書を申し込みましょう。日曜日に教会を覗いてみるというのはお勧め。
こっそり覗きたければ一人で。それとも友だちをけしかけてつるんでもいいし、日曜日は大抵、朝10時か、10時半頃からお昼頃まで集まっていて誰が行ってもオーケー。事前の連絡なしでもちょっとのぞかせてくださいと言えばいいでしょう。
PBAに聞くと近くの教会を紹介してくれるので、気軽に問い合わせるといいでしょう。問い合わせ先は、mail@pba-net.comです。

******

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

■人間を頼るな / 福井 誠

2017年02月02日 | Weblog
2017/2/2放送

 世の光の時間です。いかがお過ごしでしょうか? 福井 誠です。今日のバイブル・メッセージは「人間を頼るな」です。それではイザヤ書の2章22節から読んでみましょう。
 「 鼻で息をする人間をたよりにするな。そんな者に、何の値うちがあろうか。
  イザヤ書に入りました。イザヤ書は全部で66章。通常は最初の39章と残りの27章の二つに分けて読まれることが多いですね。というのも、それぞれ背景が違うからです。最初の39章はアッシイリヤ帝国が全盛時代のものです。そして残りの27章はそれから約200年後の新しい国アッシリヤを打ち倒したバビロン帝国が全盛時代のメッセージですねえ。ですから当然内容も異なってきます。最初の39章はどちらかと言うと警告。イスラエルをはじめ周辺諸国に本当の歴史の支配者である神を認め悔い改めを求めるものです。そして残りの27章はその警告に耳を傾けず滅びてしまったイスラエルの民に回復を語る慰めと励ましのことばです。実際には当時のイスラエルの民だけではない、現代の私たちにも関係のある将来の希望のことばとなっていますねえ。
 そんな訳でこの2章はある意味で辛口の所もありますが、当時のイスラエルの人々の問題点を指摘し悔い改めを迫る内容になっています。実際どんなであったのか2章を読みますと当時の人々の姿が思い浮かびます。
 当時の人々は金や銀、いわゆる財力、馬や戦車つまり人間的な力、そして偽りの神々、つまり偶像に心を向けて生きていました。それは現代の私たちも同じです。お金や物が大事、何かの権力や力が頼り、正直なところ誰もがそれは共通の感覚として持っていることではないでしょうか。

 けれども聖書は、それらを備えられる神様に、もっと目を向けるように勧めるのです。イザヤははっきりと言っていますねえ。
鼻で息をする人間をたよりにするな。そんな者に、何の値うちがあろうか。
 お金をちらつかせる人間よりも頼りになるお方がいる。権力を振りかざす人間よりももっと恐るべき方がいる。物や人によってがんじがらめになって生きている愚かさから解放されたいものですね。すべてを備えてくださるのが神様です。ぜひあなたも教会へ行って、一切を備えられる神の恵みを知っていただきたいと思います

(PBA制作「世の光」2017.2.2放送でのお話より )

******

 さて、この番組を制作しているPBAの「世の光」の係りでは分りやすい聖書通信講座を用意していて、初めての方には無料の入門コースがお勧めとの事。詳しくはPBAに案内書を申し込みましょう。日曜日に教会を覗いてみるというのはお勧め。こっそり覗きたければ一人で。それとも友だちをけしかけてつるんでもいいし。日曜日は大抵、朝10時か、10時半頃からお昼頃まで集まっていて誰が行ってもオーケー。事前の連絡なしでもちょっとのぞかせてくださいと言えばいいでしょう。PBAに聞くと近くの教会を紹介してくれるので、気軽に問い合わせるといいでしょう。問い合わせ先は、mail@pba-net.comです。

******

このサイトは URL名として 
http://yonohikari.biblica.info 

が使えます。携帯からもこのURLでどうぞ。


 

 

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

■破れ口に立つ / 板倉邦雄

2017年02月01日 | Weblog
207/2/1放送

 世の光の時間です。いかがお過ごしですか? 板倉邦雄です。今日は死後の話を聖書からお話します。すなわち、皆生きたまま陰府(よみ)に下るのです。

 世の光の時間です。いかがお過ごしですか? 板倉邦雄です。今日は「破れ口に立つ」という題でお話ししましょう。

 民数記16章を思い出していただきたいのです。人々は指導者モーセを妬み、聖職者アロンを妬みました。地面は開き裂けて、コラとダタンとアビラムの仲間たちを飲み込みましたねえ。そして天からの火は250人の仲間たちの内に燃え上がり、炎は悪しき者たちを焼き尽くしてしまいました。

 さて翌日、イスラエルの人々はみんなモーセとアロンのもとへやってきました。そして再びつぶやき反逆したのです。
 「あなたがた二人は主なる神様の民を殺しました。」 

 その時です。神の幕屋を望み見ますと、雲が幕屋をすっぽりと覆っているではありませんか。主なる神様の栄光が現れていました。モーセとアロンは直ちに神の幕屋の前に駆けつけました。

 すると主なる神様はモーセに言われました。
 「あなたがた二人はこのつぶやき反逆する人々から離れなさい。わたしは直ちに彼らを滅ぼそうとしている。」(民数記16章45節参照)

 そこで二人はひれ伏しました。そしてモーセはアロンに言いました。
 「あなたは火皿を取って、火皿に祭壇から取った火を入れ、その上に香りを盛りなさい。急いで火皿を会衆のもとへ持っていって人々のために罪の贖いをしなさい。主なる神様の怒りが発動し、伝染病が既に始まったからです。」(民数記16章46節参照)

 モーセとアロンはつぶやきと反逆によって敗れ果てた人々と主なる神様の怒りの間に立ちました。(民数記16章48節参照)

 聖書にこう書かれています。
彼らは・・・救主なる神を忘れた。それゆえ、主は彼らを滅ぼそうと言われた。しかし主のお選びになったモーセは破れ口で主のみ前に立ち、み怒りを引きかえして、滅びを免れさせた。
           詩篇の106篇の23節

 ところで今から2000年前、罪人の私たちと主なる神様の間に立ってくださったお方を知っておられるでしょうか。私たちの罪を贖ってくださった救い主です。私たちの罪を覆ってくださいました。私たちの罪をカバーしてくださったのです。そしてご自分のいのちという代価を払って身請けしてくださいました。

 聖書のことばです。
 「神は唯一であり、神と人との間の仲保者もただひとりであって、それは人なるキリスト・イエスである。
              第一テモテの2章5節

  (PBA制作「世の光」2017.2.1放送でのお話より )

***

このサイトは URL名として
 http://yonohikari.biblica.info 
が使えます。携帯からもこのURLでどうぞ。

***

東海福音放送協力会へのお問い合せは、
 464-0044 名古屋市千種区自由ケ丘2-10 自由ケ丘キリスト教会内 電話052-762-2196 へ

***

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする