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 ♪ラジオ放送・文字版「世の光」

   1952年以来、キリスト教会が協力して全国民放ラジオで放送して73年、
PBA『世の光』を文字で 

■知恵のある者に与えよ / 福井 誠

2023年03月31日 | Weblog

2023/1/6放送

 「世の光」の時間です。いかがお過ごしでしょうか。福井誠です。
 「継続は力なり」 日々、聖書を手に取り、心の糧とするなら、自然に養われてくるものがあるものです。今日も聖書を開いてまいりましょう。
 今日は、「知恵のある者に与えよ」と題してメッセージをいたします。

 箴言9章9節
  「知恵のある者に与えよ。彼はますます知恵ある者となる。
   正しい人を教えよ。彼は洞察を深める。」

 昨日に続いて今日も9章を読みますが、9章で学ぶもう一つの教訓は、どのような人と関わるかということです。しかも、人を教えることについての関わりです。

 そもそも人は教えたがりの生き物です。つい、おだてられると、とうとうと話し始めるのが人間です。そのような人間の性質には注意しなくてはなりません。そして、誰でもかん(彼)でも教えるというのではなく、教えるべき人がいる、教育すべき対象をよく見極めなさい、と著者は語るのです。もし、あなたが目をかけて教えようとするなら、嘲る者ではなく知恵のある者、正しい人にそうしなさい、と。

 この箴言を書いたソロモンは王様として国家を築き上げるために、やはりそれなりに優秀な人を育てなくてはなりませんでした。多忙な中で、どのような者たちに自分の時間とエネルギーを費やしていくのか、著者は言うのです。教えるなら知恵のある者、正しい人にそうしなさいと。知恵ある人、正しい人をこそ叱り、与え、教えなさいと言います。

 イエスも、「聖なるものを犬に与えてはいけません。また、真珠を豚の前に投げてはいけません。犬や豚はそれらを足で踏みつけ、向き直って、あなたがたをかみ裂くことになります。」と言いましたが、教えたことを大事にする人を教えなさいというわけです。

 そのような意味で、知恵ある人というのは、まず人をよく観察する人、人をよく見抜いていく人なのです。人の時間もエネルギーも無限ではありません。よく物事を見極めていきたいところです。

 では、今日もよき一日となるように祈ります。


    ( PBA制作「世の光」 2023.1.6放送でのお話しより )


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さて、この番組を制作しているPBAの「世の光」の係りでは分りやすい聖書通信講座を用意していて、初めての方には無料の入門コースがお勧めとの事。詳しくはPBAに案内書を申し込みましょう。日曜日に教会を覗いてみるというのもいいんじゃないかなあ。日曜日は大抵、朝10時か、10時半頃からお昼頃まで集まっていて誰が行ってもオーケー。でも、新型コロナ禍で集まるのを制限したりオンラインの集まりに切り替えたりしているかもしれません。PBAに聞くと近くの教会を紹介してくれるので、気軽に問い合わせるといいでしょう。問い合わせ先は、mail@pba-net.comです。
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 このサイトは URL名として   http://yonohikari.biblica.info  が使えます。携帯からもこのURLでどうぞ。

 


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