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 ♪ラジオ放送・文字版「世の光」

   1952年以来、キリスト教会が協力して全国民放ラジオで放送して73年、
PBA『世の光』を文字で 

■存在の意味 / 関根弘興

2023年03月08日 | Weblog

2022/9/7放送

 「世の光」の時間です。お元気でお過ごしですか? 関根弘興です。

 あなたは、あなた自身の存在の意味ということを考えたことがありますか? 私たちの存在自体は自分の意志ではどうにもならないものですよねえ。ですから、自分で選択できなかった問題で悩むのは、解決することはどうしても難しいですねっ。ですから、自分が存在していることの意味を考えることのほうがとても大切なんです。

 私たちは生まれるとすぐに両親との交流がはじまります。自分を育ててくれた存在との出会い、そして幼稚園、中学、高校・・・いろんな先生や仲間たちの出会い。だんだん社会との関わりが広がっていくわけです。そして、住む世界が広がれば広がるほど、自分の考えとは違う人々、ああ、いろんな考えを持っている人がいるのだなあということがわかってくるわけです。

 私は父が牧師でしたから牧師の息子として教会の中で育ちました。ですから小学校の低学年のころは、だれもイエス・キリストのことを知っているものと思っていました。また、食事の前にお祈りをすることも、どこの家庭でもやっていることだと思っていました。ところが、自分の家とよその家は違うんだとわかってきたわけですね。
 しかし、そうしたたくさんの関わりの中で、実は私たちは生きているわけです。

 イエス・キリストの弟子の一人ヨハネ、彼が自分の人生がもうすぐ終わろうとする時、人生を振り返りながら手紙を記しました。その手紙の中に、こう記されています。 第一ヨハネ 1章3節から
 「私たちが見たこと、聞いたことを、あなたがたにも伝えます。あなたがたも私たちと交わりを持つようになるためです。私たちの交わりとは、御父また御子イエス・キリストとの交わりです。これらのことを書き送るのは、私たちの喜びが満ちあふれるためです。」 こう記したのです。

 「いろんな事があった。いろんな出会いもあった。でも、どうしても伝えたいことがある。私だけのものにしておくのはあまりにももったいない素晴らしい交わり、関わりだ。それは、いのちのことば、すなわちイエス・キリストとの交わりだ。これだけは何としても伝えたい」。彼はそういう願いをもって手紙を記しました。

 ヨハネは、自分の喜びの源はイエス・キリストとの出会いだと記しました。私たちはたくさんの出会いの中で自分の存在を確かめてきました。しかし、人生には意味と目的があり、あなたはかけがなえのない存在だということを示してくれる出会いはイエス・キリストとの出会いなのですよ、と聖書は教えています。あなたはそんな出会いをしていますか?

    ( PBA制作「世の光」 2022.9.7放送でのお話しより )


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さて、この番組を制作しているPBAの「世の光」の係りでは分りやすい聖書通信講座を用意していて、初めての方には無料の入門コースがお勧めとの事。詳しくはPBAに案内書を申し込みましょう。日曜日に教会を覗いてみるというのもいいんじゃないかなあ。日曜日は大抵、朝10時か、10時半頃からお昼頃まで集まっていて誰が行ってもオーケー。でも、新型コロナ禍で集まるのを制限したりオンラインの集まりに切り替えたりしているかもしれません。PBAに聞くと近くの教会を紹介してくれるので、気軽に問い合わせるといいでしょう。問い合わせ先は、mail@pba-net.comです。
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 このサイトは URL名として   http://yonohikari.biblica.info  が使えます。携帯からもこのURLでどうぞ。

 


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