2020/5/23放送
世の光の時間です。お聴きくださり、ありがとうございます。羽鳥頼和です。
先週まで三回に渡ってソロモン王のことを話してきました。ソロモン王は信仰深い人で、神から知恵をいただいて国を正しく治めて、神の神殿を建てました。しかし、神に従い通すことができず、国に多くの偶像を取り入れてしまったのです。そのためにイスラエルの国は神によって南北に分裂してしまいました。今日は旧約聖書の列王記第一の14章に語られている南王国のユダの事をお話しします。
ソロモンの子、レハブアムがユダの王となりました。彼の母はアンモン人でした。先週も話したように、彼女は夫であるソロモンに偶像崇拝をさせたのです。聖書はまずレハブアムの治世のユダの国の信仰の状態を語っています。ユダの人々は様々なところに偶像を拝む祭壇を造りました。その上、神殿に売春を行う男娼を置きました。ユダの人々は外国の異教の慣わしを行ったのです。ユダの人々は神の目に悪であることを行いました。彼らの犯した罪は先祖たちが行ったすべてのこと以上にひどく神の妬みを引き起こしました。聖書は、神が妬んだ、と語っています。それは神が人々を愛していたのに、彼らが偶像の神々を慕ったからです。
そして聖書は、ユダの国に起こった出来事を語っています。それらの出来事は、神の主権のもと、神によって起こった出来事でした。
まず、エジプトが攻め上って来ました。そして神殿の財宝と王宮の財宝を何もかも奪い取ってしまいました。さらにその時代は分裂した北王国との争いが絶えず繰り返されていました。ユダの国はまことの神に従わなかったために、神の守りも導きも無くなり、ただ争いが絶えず起こってしまうようになったのです。
しかし神は人々を見捨てることをなさいませんでした。
来週は北王国のことをお話しします。
( PBA制作「世の光」 2020.5.23放送でのお話より )
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