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 ♪ラジオ放送・文字版「世の光」

   1952年以来、キリスト教会が協力して全国民放ラジオで放送して73年、
PBA『世の光』を文字で 

■モーセの四十年(ステパノの説教3)/板倉邦雄

2019年03月05日 | Weblog
2019/1/29放送

 世の光の時間です。いかがお過ごしですか? 板倉邦雄です。
今日はステパノの説教その3「モーセの四十年」と題してお話しします。
 モーセの名前は一度や二度聞いたことはあるでしょう。モーセの十戒は有名です。
 ところで、モーセの40年はまことに波乱万丈の生涯でした。ステパノの説教は続きます。使徒の働き7章です。

 さて、イスラエルの民は増えてエジプト全土に広がっていきました。神がアブラハムに約束したこととは、「あなたとあなたの子孫にカナンの地を与える。あなたは全世界の祝福の基いとなる。」ということでしたね。

 やがてヨセフの功績を知らない王様がエジプトに登場しました。この王様は策略を巡らして(イスラエルの)先祖たちを虐待し、幼い子どもたちを生かしておかないようにナイル川に捨てるように命令を出しました。モーセが生まれたのはちょうどその頃でした。モーセは稀に見る美しいかわいい子でした。三ヶ月の間、必死で両親は隠しながら育てましたが、泣き声も大きくなったので葦のかごにモーセを入れてナイルに流したのです。

 ところが、ナイル川に水浴に来ていたパロ王の娘がモーセを川から拾い上げて、自分の子として育てました。モーセはエジプトの王宮で王子として育ち、ことばにもわざにも力がありました。

 モーセが四十歳になった時です。モーセは自分の兄弟・同胞であるイスラエルの人のために尽くすことを思い立ちました。毎日、兄弟たちが奴隷として虐待され苦しめられていたからです。ある日、同胞の一人がエジプト人にいじめられているのを見て同胞をかばい、思い余りエジプト人を殺害してしまいました。モーセは自分の手によって神が兄弟たちを救ってくださることをみんなが悟るものと思っていました。しかし現実は悟りませんでした。

 その後、モーセは逃亡してシナイ半島のミデヤンの地に身を寄せ、結婚し、男の子二人を設けました。

 モーセの40年、いかがでしたか。ステパノの説教は続きます。

  (PBA制作「世の光」2019.1.29放送でのお話より )

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