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 ♪ラジオ放送・文字版「世の光」

   1952年以来、キリスト教会が協力して全国民放ラジオで放送して73年、
PBA『世の光』を文字で 

■人の上に立つ者たちに対する教え / 山中直義

2013年04月09日 | Weblog
2013/4/9放送

 世の光の時間です。いかがお過ごしでしょうか? 山中直義です。先週に引き続き「働く」ということについて聖書からのお話をさせて頂きます。

 人は上に立つ者によって生きも死にもする、と言えるでしょう。その意味では人の上に立つということは本当に大変な知恵と配慮、愛が求られることだと思うのです。人の上に立つということについて聖書はどう教えてるでしょうか。

 新約聖書コロサイ人への手紙4章1節にこうあります。

 「主人たちよ。あなたがたは、自分たちの主も天におられることを知っているのですから、奴隷に対して正義と公平を示しなさい。

 あなたの元で働く人々に対して、あなたのもとに身を寄せる人々に対して、あなたは正義と公平を示しなさい、聖書はそう教えています。

 ところがこの正義を示すということは本当に難しいことだと思うのです。自分ではこれが正しいと思っていながら、それが実は独りよがりで人を苦しめてしまうということが私たちにはあるからです。聖書は私たち人間の内には正義はない、また人間が作り出すものが正義ではない、と教えています。私たち一人ひとりを愛し、私たち一人ひとりを本当に生かし導くことのできる神様から聞き続ける者、神様に教わり続ける者、それが正義だと聖書は教えます。聖書のことばにようく耳を傾け、何が本当に人を生かすものか教わり続ける必要がある、というのです。

 また公平を示すということも簡単なことではありません。自分には甘く人には厳しくなってしまう、そんな傾向が私達にはどうしてもあります。しかし神様は私たちの数々の失敗を赦し、慰め、励まし、本当に成長させてくださる。その神様からの取り扱いを人に対しても示しなさい、真の公平とは神の愛を受け取り、人を神の愛で愛すことだと聖書は教えるのです。

 人の上に立つということは大変な責任を伴うものです。しかし神様の愛を知り、神様に倣うことで、私達も人に仕え、人を生かすことができると聖書は教えています。

 人の上に本当に立っていてくださる神様を模範とし、あなたも人を生かす者となってください。

(PBA制作「世の光」2013.4.9放送でのお話しより )

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さて、この番組を制作しているPBAの「世の光」の係りでは分りやすい聖書通信講座を用意していて、初めての方には無料の入門コースがお勧めとの事。詳しくはPBAに案内書を申し込みましょう。日曜日に教会を覗いてみるというのもいいんじゃないかなあ。日曜日は大抵、朝10時か、10時半頃からお昼頃まで集まっていて誰が行ってもオーケー。PBAに聞くと近くの教会を紹介してくれるので、気軽に問い合わせるといいでしょう。問い合わせ先は、mail@pba-net.comです。


****** このサイトは URL名として  http://yonohikari.biblica.info  が使えます。携帯からもこのURLでどうぞ。



 

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