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 ♪ラジオ放送・文字版「世の光」

   1952年以来、キリスト教会が協力して全国民放ラジオで放送して73年、
PBA『世の光』を文字で 

■主にある逆転 / 福井 誠

2013年04月11日 | Weblog
2013/4/11放送

 世の光の時間です。いかがお過ごしでしょうか? 福井 誠です。今日のバイブル・メッセージは「主にある逆転」です。それでは第一サムエル記2章8節から読んでみましょう。

 「主は、弱い者をちりから起こし、貧しい人を、あくたから引き上げ、高貴な者とともに、すわらせ、彼らに栄光の位を継がせます。

 先週は、不妊の女ハンナが神様にその心の内を注ぎ出して祈りその祈りを神様が聞いてくださった、というお話をしました。ハンナにとってそれは逆転勝利のような出来事であったと思います。今日の箇所はハンナがその心を詩にしたものです。

 彼女は自分が子どもを産まない不妊の女である、自分の弱さをことさら思い知らされるようないじめに遭っていました。本当に私たちはどうすることもできない弱さというものがあるものですね。自分の努力で何とかできることであるなら努力のしようもあるものですが、ことさら人間の力ではどうにもならないことがあるものです。そしてその事の故に悔しい思いをさせられるということがあったりします。

 そんな時にあなただったらどうしますか? 自分の人生を諦めてしまいますか? 諦めないけれどもどうすることもできない問題を抱えて苦々しい思いを抱きながら生きていきますか? 宗教は人生の究極的な問題解決手段である、と言った方がいます。確かに万策尽きた時にたどり着くのが信仰的解決なのかもしれませんね。

 ただ、ハンナは私たちに気休めではなく確かに自分の体験したことを詩にしているのです。ハンナが信じた神様は確かであるということですね。

 ハンナは言います。「主は、弱い者をちりから起こし、貧しい人を、あくたから引き上げ、高貴な者とともに、すわらせる」と。

 弱い者が塵に伏すというのは、全く望みのない状況ですね。芥はごみ。ごみをあさるような貧しい人に望みはありません。しかし、そんな人がそこから引き上げられるどころか、高貴な者と共に座るようになる。ハンナに起こった出来事はまさにそのように表現されるものだったのでしょう。人生、簡単に希望を捨ててはいけません。あなたも聖書の神を信じてみませんか。


(PBA制作「世の光」2013.4.11放送でのお話より )

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 さて、この番組を制作しているPBAの「世の光」の係りでは分りやすい聖書通信講座を用意していて、初めての方には無料の入門コースがお勧めとの事。詳しくはPBAに案内書を申し込みましょう。日曜日に教会を覗いてみるというのはお勧め。こっそり覗きたければ一人で。それとも友だちをけしかけてつるんでもいいし。日曜日は大抵、朝10時か、10時半頃からお昼頃まで集まっていて誰が行ってもオーケー。事前の連絡なしでもちょっとのぞかせてくださいと言えばいいでしょう。PBAに聞くと近くの教会を紹介してくれるので、気軽に問い合わせるといいでしょう。問い合わせ先は、mail@pba-net.comです。

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