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 ♪ラジオ放送・文字版「世の光」

   1952年以来、キリスト教会が協力して全国民放ラジオで放送して73年、
PBA『世の光』を文字で 

■兄弟の再会 / 羽鳥頼和

2013年04月13日 | Weblog
2013/4/13放送

世の光の時間です。いかがお過ごしですか? 羽鳥頼和です。

 今日は旧約聖書の創世記42章、43章からヨセフと兄弟たちとの再会についてお話しします。

 ヨセフはエジプトで王から国を治めることを任されていました。その頃エジプトとその近隣諸国を大きな飢饉が襲っていました。しかしエジプトには食物がたくさん備蓄されていました。このような政策をしたのはヨセフでした。彼は神様から、エジプトに7年の豊作があること、そしてそのあとに7年の飢饉があることを教えられていたのです。そのヨセフがエジプトに来るきっかけとなったのは、実は少年の頃、兄達に嫌われてエジプトに奴隷として売られてしまったからでした。エジプトで奴隷となったヨセフは真面目に主人に仕えました。神様もヨセフと共にてくださったので彼は主人に気に入られました。ひどい目に遭うこともありましたが、神様はヨセフに夢を解き明かす力を与えられたのでヨセフは王様の見た不思議な夢を解き明かしました。それが7年の豊作と7年の飢饉が起こることだったのです。それでヨセフは王様に仕えるようになり、王様はヨセフにエジプトの国を任せたのです。

 こうしてその飢饉の時、ヨセフは彼をエジプトに売ったあの兄たちと再会することになります。兄たちは一番下の弟だけを故郷に残し、エジプトに食料買うためにやってきました。兄たちはヨセフとは知らず、支配者となったヨセフの前にひれ伏しました。ヨセフは彼らを試そうとして「スパイだ」と言いがかりをつけたり、「今度来るときには一番下の子を連れて来るよう」に命じました。一旦故郷に戻った兄たちは再びエジプトに食料を買うためにやってきます。今度はヨセフとの約束の通り、一番下の弟を連れてきました。ヨセフは彼らを盛大にもてなしました。兄たちは戸惑いましたが、兄たちのことを赦していたヨセフは父親が元気であることを聞き、愛する弟に会うことができ、胸を熱くしました。この後ヨセフは自分の正体を明かします。こうしてヨセフは兄弟たちと再会をしました。そしてその再会は兄弟の和解の時となったのです。これらのことすべてに神様が働いておられました。豊作の時に、飢饉の時にも、ヨセフにもそしてヨセフの兄たちにも、そしてあなたにも神様は働いてくださいます。

 あなたの人生に神様は働いてくださいます。その事を知るためにぜひキリスト教会にいらしてください。

(PBA制作「世の光」2013.4.13放送でのお話より )
 
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 464-0044 名古屋市千種区自由ケ丘2-10 自由ケ丘キリスト教会内 電話052-762-2196 へ

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