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 ♪ラジオ放送・文字版「世の光」

   1952年以来、キリスト教会が協力して全国民放ラジオで放送して73年、
PBA『世の光』を文字で 

■いのちのパン / 関根弘興

2013年04月15日 | Weblog
2013/4/15放送

 世の光の時間です。お元気でお過ごしでしょうか? 関根弘興です。

 イエス・キリストがガリラヤ湖を見渡す小高い丘で少年が差し出した五つのパンと二匹の魚を用いて何と五千人の人たちのお腹を満たしたという、ま、こうした出来事が福音書に記されています。イエス・キリストがパンを分け与えたこの出来事は人々に一つのことを思い出させる出来事となりました。

 それはイスラエルの昔の歴史の中に、まあイスラエルの人たちが昔エジプトで奴隷生活を強いられていた時代がありました。その時モーセという人が神様によって選ばれて、そして奴隷生活を強いられていたイスラエルの民をエジプトから脱出させたのです。

 でも問題がすぐに起こりました。ま、何十万という人が約束の地へと旅する訳ですが、途中で食料が尽きていくのです。そのとき神様はマナという食べ物を毎日降らせて人々を養ったんですね。これは大変有名な人々が語り伝えていった出来事です(参照 出エジプト記16章)。

 しかしどうでしょう、今彼らはイエス様が五つのパンを割き人々に分け、食べても食べても尽きることのないそのパンの光景を見ている訳です。一体この出来事は何を私たちに教えているのでしょう。イエス様はこの出来事の後に別の場所に行かれた時、人々にこう言われました。
 「わたしがいのちのパンです。わたしに来る者は決して飢えることがなく、わたしを信じる者はどんなときにも、決して渇くことがありません。」(ヨハネの福音書 6章35節)

 そしてイエス様は、「わたしは、天から下って来た生けるパンです。だれでもこのパンを食べるなら、永遠に生きます。」(ヨハネの福音書 6章51節)、このように言われたのです。

 イエス・キリスト御自身が決して尽きることのない失われることのない「いのちのパン」であると言われたんですねえ。あの五千人を養った大麦の五つのパンは、ま、大変粗末なパンでした。考えてみればイエス様も世の富や名声とは縁のない方として来られました。しかし大麦のパンが群衆の一人ひとりを満腹にして余ったパン切れが12かご一杯になった、あり余ったように、イエス様は人々に尽きることのない豊かな命を、いや溢れるばかりのいのちを与えることのできる方だという訳です。

 そしてイエス様は「このパンを食べるなら永遠に生きる」と約束されましたね。いのちのパンとはイエス様ご自身です。つまりイエス様を食するということはイエス様を救い主として心にお迎えし受け入れ信じ生きていくということです。その人生は決して飢えことがなく、決して渇くことがないと約束されてるんですね。

 私たちは自分の身体のために食物を取ります。でもそれだけでは十分ではありません。イエス・キリストといういのちのパンをいただきながら心は満たされていくのです。

(PBA制作「世の光」2013.4.15放送でのお話しより)

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 さて、この番組を制作しているPBAの「世の光」の係りでは分りやすい聖書通信講座を用意していて、初めての方には無料の入門コースがお勧めとの事。詳しくはPBAに案内書を申し込みましょう。日曜日に教会を覗いてみるというのはお勧め。こっそり覗きたければ一人で。それとも友だちをけしかけてつるんでもいいし。日曜日は大抵、朝10時か、10時半頃からお昼頃まで集まっていて誰が行ってもオーケー。事前の連絡なしでも、ちょっときてみました、いいですか? と言えばいいでしょう。PBAに聞くと近くの教会を紹介してくれるので、気軽に問い合わせるといいでしょう。問い合わせ先は、mail@pba-net.comです。

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このサイトは URL名として 
http://yonohikari.biblica.info 
が使えます。

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  電話 052-762-2196 (自由ケ丘キリスト教会内)  東海福音放送協力会 へ
 

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