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 ♪ラジオ放送・文字版「世の光」

   1952年以来、キリスト教会が協力して全国民放ラジオで放送して73年、
PBA『世の光』を文字で 

■夢の解き明かし / 羽鳥頼和

2013年04月06日 | Weblog
2013/4/6放送

 世の光の時間です。いかがお過ごしですか? 羽鳥頼和です。今日は旧約聖書の創世記40章にある夢を解き明かしたヨセフのことをお話しします。この時ヨセフは濡れ衣を着せられて牢獄に入れられていました。そんな状況にあってもヨセフは自暴自棄にならず、むしろ正しいことを行なっていました。

 ある日、王様に対する反逆罪容疑で王様の給仕人と料理人が(牢獄に)入って来ました。ある夜二人はそれぞれ不思議な夢を見ました。しかし彼らは自分が見た夢の意味が分りません。何かこの夢には意味があるに違いない、それなのにその意味が全く分からない。・・・二人はイライラしていました。

 そのことに気付いたヨセフは二人に尋ねました。すると二人は自分の見た夢をそれぞれ語るのでした。ヨセフは夢の内容を聞くとその夢の解き明かしをしました。

 その解き明かしとは、三日の後に給仕人は疑いが解け仕事に戻ることができるということ。一方の調理人は三日後に反逆罪で死刑になる、というものでした。三日後、果たしてヨセフが解き明かした通りになったのでした。

 昔、神様が何かを知らせる時に夢を用いられました。この出来事もそうでした。現代の私たちに神様は聖書によって教えておられます。

 聖書には私たちが知るべきことが記されています。神様について、人間について、そして何が良いことで何が悪いことなのか。聖書には神様の教えが記されているのです。

 またヨセフは夢を解き明かす時、二人に言いました。「それを説き明かすことは神のなさることです。さあそれを私に話してください」(創40:8参照)と。神様を信じる信仰によって、「神様。教えてください」と祈りながら聖書を読むとき、私たちは神様によって教えられるのです。

 さてヨセフはどうなったでしょう。彼は助かった給仕人に、自分のことを王様にとりなしてくれ、と頼んでいました。ところが彼はその事をすっかり忘れてしまいました。人は頼りになりません。しかしヨセフは諦めませんでした。この二年後、王様が不思議な夢を見た時、あの給仕人がヨセフのことを思い出します。そしてヨセフは王様の夢を解き明かして彼は牢獄を出ることができ、王様に用いられるようになりました。これらのことも神様によることでした。

 神様は今、聖書によって私たちに教えてくださいます。そして今も神様は働いておられます。

(PBA制作「世の光」2013.4.6放送でのお話より )
 
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