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 ♪ラジオ放送・文字版「世の光」

   1952年以来、キリスト教会が協力して全国民放ラジオで放送して73年、
PBA『世の光』を文字で 

■救われた遊女ラハブ / 羽鳥頼和

2013年04月27日 | Weblog
2013/4/27放送

 世の光の時間です。いかがお過ごしですか? 羽鳥頼和です。今日は旧約聖書のヨシュア記からお話ししたいと思います。

 ヨシュア記にはかつて神様がイスラエルに与えると約束してくださった土地を手に入れるイスラエルの歴史が記されています。その頃その地にはカナン人をはじめとした外国の民が住んでいたのです。この時の指導者であったヨシュアのもと、イスラエルの民はこの地を占領するために戦わなければなりませんでした。

 彼らが最初に占領しようとした町がエリコという町でした。ヨシュアは二人の人にエリコの町を偵察させました。二人はこっそりエリコに忍び込み、遊女のラハブという人の家に隠れました。エリコの王はイスラエル人が忍び込んだことを知って彼らを探しました。捜索の手はラハブの家にも及びました。ラハブはイスラエルの神様が彼らをエジプトから脱出させ荒野の旅を守りカナンの地まで導かれたことを知っていました。彼女はそのような神様を恐れ敬っていたのです。それで彼女は二人を匿い、二人に自分の家族を救ってくれるように頼んだのでした。二人はラハブと家族を救うことを約束しました。実際にイスラエルはエリコの町を滅ぼしましたが、ラハブたちは救い出されました。そして彼女たちはイスラエルの民に加えられました。

 新約聖書のマタイの福音書に記されているイエス・キリストの系図には彼女の名前が記されています。ラハブはイエスの家系に加えられるという恵みを受けたのです。実は神様はイスラエルの民にカナンの地の民は異教の神々を信じているので滅ぼさなければならないと命じていたのです。しかしこのラハブの家族の救いは外国人であっても神を恐れ敬う人を神様は救ってくださることを教えています。

 旧約聖書のエゼキエル書18章23節に神様の気持ちが語られています。神様はこのように言われています。「わたしは悪者の死を喜ぶだろうか。・・・彼がその態度を悔い改めて、生きることを喜ばないだろうか。」と。神様はどんな悪者も死ぬことを喜ばれません。神様は悪者がその態度を悔い改めて生きることを喜ばれるのです。

 神様はどんな悪者にも救いを与えるためにイエス・キリストを遣わされました。私たちはイエス・キリストによって救いを得ることができるのです。神様はどんな人をも救ってくださいます。あなたも神様の救いを得るためにお近くのキリスト教会にいらしてください。

(PBA制作「世の光」2013.4.27放送でのお話より )
 
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