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 ♪ラジオ放送・文字版「世の光」

   1952年以来、キリスト教会が協力して全国民放ラジオで放送して73年、
PBA『世の光』を文字で 

■良い地に蒔かれた種⑤ / 大嶋重徳

2025年05月09日 | Weblog

2025/1/31放送

 「世の光」の時間です。いかがお過ごしでしょうか? 大嶋重徳です。
 私の担当する今週は、聖書のルカ福音書8章から、種を蒔く人の例えから、聞くことについて一緒に学んでいます。

 イエス様が教えてくださった良い聞き方について昨日も学びました。

 二つ目のことは、聖書のことばの種をしっかりと守り、忍耐する聞き方だとイエス様はおっしゃいました。
 蒔かれた聖書のことばをしっかりと自分の心のなかにまず守るのです。心の真ん中にしっかりと抱きしめておくことです。守るとは地味なことかもしれません。攻めているわけではない。しかし自分の人生の中心がしっかりと守られているからこそ私たちは外に出ていくことができるのです。

 さらにイエス様は、忍耐する聞き方をしなさいと言われました。私たちの生きている日常には私たちの心を攻め立ててくる誘惑があります。疲れ果ててしまうような毎日の戦いがあります。もうこの誘惑に負けてしまった方が楽なのではないかと思います。犯してしまいやすい自分の罪に流されてしまった方が楽なのではないかと思います。道端に蒔かれた種のように、鳥が私たちの心に蒔かれた種を、聖書のことばをついばんで持っていこうとする。

 そこで、良い地の聞き方とは、蒔かれた聖書のことばを持ち去られないように、うずくまるようにして種を守るのです。忍耐して戦うのです。思い通りにならない毎日の中で、蒔かれた種が芽を出し、葉を広げ、花を咲かせ、実を実らせることを待つのです。聖書のことばの約束が実現するまで、聖書のことばを自分の心に守り、忍耐しながら待つ。
 いつ芽が出るのか不安になることがあるでしょう。もしかしたらこの種は芽が出ないのではないかという気持ちになることもあるでしょう。しかし神のことばは必ず実現します。聖書の中の約束に、「彼に信頼する者は失望することがない」とあります。

 今日、あなたが花を咲かせ実が実るまで忍耐していることは何でしょうか。その忍耐は決して無駄にはなりません。良い聞き方をしているあなたの心の種は、あなたの心の真ん中で温かい土に包まれて芽を出す準備をしているところです。

 この番組で聞いた聖書のことばを、あなたの心の真ん中に守っていてください。そうするとき、あなたは必ず豊かに実を結ぶ時を見ることが出来るのです。


 ( PBA制作「世の光」 2025.1.31放送でのお話しより )


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さて、この番組を制作しているPBAの「世の光」の係りでは分りやすい聖書通信講座を用意していて、初めての方には無料の入門コースがお勧めとの事。詳しくはPBAに案内書を申し込みましょう。日曜日に教会を覗いてみるというのもいいんじゃないかなあ。日曜日は大抵、朝10時か、10時半頃からお昼頃まで集まっていて誰が行ってもオーケー。PBAに聞くと近くの教会を紹介してくれるので、気軽に問い合わせるといいでしょう。問い合わせ先は、mail@pba-net.comです。
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