♪ラジオ放送・文字版「世の光」

   1952年以来、キリスト教会が協力して全国民放ラジオで放送して72年、
PBA『世の光』を文字で 

■新しい世界観

2007年07月06日 | Weblog

 世の光の時間です。お元気ですか? 安海靖郎(あつみ・やすお)です。

 漫画家の山花典之(やまはな・のりゆき)さんのお話しを聞く機会がありました。『夢で会えたら』というマンガがヒットしてシリーズ本にもなり、アニメにもなって多くの人に愛読されてきました。

 この山花さん、マンガが当たって成功するんですが、仕事で成功はしましたけれども、高慢になって奥さんを傷つけたり、自分自身も崩れてしまったって言うんです。ま、そんな中で奥さんに誘われて、近くの教会に通ったそうです。でも、聖書のお話しを聞いていて「罪の奴隷」ということばが心にひっかかって教会からだんだん足が遠のいてしまったそうです。でも心の空しさを埋めるためにいろんな本を読みあさりました。その中の一冊、カーネギーという人の書いた『道は開ける』という本を読みました。そしてそこにはいろんな人生についてのアドバイスがあるわけですが、その最後にこんなふうに書いてあったそうです。「ここに書いてある方法でも満足できない人は教会の門を叩いてみることでしょう。」って。ま、そこで再び教会に通い始めたそうです。そこで初めて、イエス・キリストは神様なんだ、自分と一緒にいてくれる神だ、ということを実感したそうです。そしてそれを分かった時、実感した時、泣いてしまった、そんな経験をしたそうです。それからの山花さんは、仕事が楽しく、喜びをもってマンガを書き、まるで人が変わったようになったそうです。お子さんが、「お父さんは優しくなって別の人になったみたい」と言ってるそうです。仕事に成功しても小心の空しさは埋まらない。罪の意識、罪責感に心とらわれる。ま、そんな経験を通して赦しと悔い改めという新しい世界観を発見したというのです。

 ルカによる福音書の24章の最後の所にこのように書いてあります。
 「キリストは苦しみを受け、三日目に死人の中からよみがえり、その名によって、罪の赦しを得させる悔い改めが、エルサレムから始まってあらゆる国の人々に宣べ伝えられる。」(24章46 、47節)

 イエス・キリストが、私たちの心の空しさを埋め、罪を赦す救い主だということです。

 このキリストに心を向け、神を信じることを「悔い改める」と言います。それはあらゆる国の人々に宣べ伝えられてきたというのです。そして今日、あなたにもです。
 
  (PBA制作「世の光」2007.07.06放送でのお話しより )

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さて、この番組を制作しているPBAの「世の光」の係りでは分りやすい聖書通信講座を用意していて、初めての方には無料の入門コースがお勧めとの事。詳しくはPBAに案内書を申し込みましょう。日曜日に教会を覗いてみるというのもいいんじゃないかなあ。日曜日は大抵、朝10時か、10時半頃からお昼頃まで集まっていて誰が行ってもオーケー。PBAに聞くと近くの教会を紹介してくれるので、気軽に問い合わせるといいでしょう。問い合わせ先は、mail@pba-net.comです。


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